映画を英語でレビュー#35 ハイテンション Haute Tension (2003)
フランス産スプラッター映画
友人の家でお勉強会をしようとしたら殺人鬼が来た!
マリーとアレックスは女友達。
2人は、試験勉強をするためにアレックスの家に行きます。
なぜアレックスの家に行くかというと、彼女の実家は田舎で誘惑がないから。静かな田舎町で勉強に集中しよう!ということですね。
マリーとアレックスはとっても仲良し!
長いドライブの間も冗談を言い合ったり、一緒に歌を歌ったり、とても楽しそう。
アレックスの家の周りはトウモロコシ畑だけ。外では、洗濯物を干すアレックスの母の側で、姉の帰りを楽しそうに待ちわびている幼い弟。とても平和です。
しかし、近くに何やら怪しい古いトラックが、、、。
アレックスの家に着いた頃にはお外は真っ暗。
とりあえず今夜はゆっくり休んで、明日から勉強しようと言って、皆それぞれの部屋に行きます。
家族が寝静まった夜、あの怪しいトラックが玄関前に来て、運転していた男がドアをノックします。
そこから惨劇が始まります、、、!
この映画が面白いのは、ただのスプラッター映画ではないところ。
アレックスは謎の殺人鬼に捕まり誘拐され、マリーは必至で彼女を助けようとしますが、その過程で、関係のない人が殺されていき、まさに血の嵐。
あまり詳しく書くとネタバレになるので、興味がある人はぜひみてほしいです。
この映画は最後まで見たら、恐らくもう一度最初から見返したくなると思いますよ。
ショートヘアの女の子
主人公のマリーはショートのブロンド、アレックスはロングの黒髪。
この髪型、結構大事ですよ。
ここで、私の留学時代のお話。
留学する前、ホームステイ先ではシャワーは短時間にするように、というアドバイスを受け、私は当時ロングだった髪の毛を、ベリーショートにしました。私は4年アメリカにいて、毎年年末に一時帰国していましたが、アメリカの美容院に行く勇気がなく、帰国した時だけ髪の毛を切っていました。ほぼ1年髪を切らないので、帰国するころにはロングになっていました。そして、1年のアメリカ生活で、別に無理にショートヘアにしなくても良いと学んだ私は、2年目からはロングヘアでした。
1年目の時は、ほとんど男性に声をかけられることがなかったのですが、2年目から、男性に声をかけられるようになりました。当時は自分の英語力の問題かと思って何とも思っていなかったのですが、ある時、一緒に仕事をしていた同僚に、
「ショートの女の子は基本的に同性愛者だと思われるんだよ。」
と言われ、衝撃を受けました。
もちろん、ショートヘアーだからと言って必ずそれが性的嗜好に結び付くわけではないですが、そんな考え方があることに、当時大学生だった私はびっくりしたものです。
とうことで、ショートヘアーのマリーとロングヘアーのアレックス。
この髪型がストーリーでどう絡むのか、楽しみに見てほしいです。
血が苦手な人は見ないほうがいいかも、、、
当たり前ではありますが、この映画はスプラッター系なので、かなり血が出ます。特にラストシーンは、血には結構慣れている私でも、目をそらしたくなるシーンがあるので要注意。
時間は約90分と見やすいので、スプラッター系が好きな人にはお勧めです!
「ネタバレ」は英語でなんて言う?
”あまり詳しく書くとネタバレになるので、興味がある人はぜひみてほしいです。”
を英訳すると、
I can't write the detail because I might spoil the movie. If you're interested, I recommend you to watch it."
「ネタバレ」はspoiler
「ネタバレをする」はspoil(「駄目にする」という意味でも使います)
よく「ネタバレ注意!」という意味で
Spoiler Alert!
という表現を見かけます。
もしまだ見てない映画で、これから見ようと思っている人は、
Spiler Alertという表現に要注意ですよ。
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