安心してゆっくりしたい
子どもの頃、学校が終わって帰宅したら、すぐに着替えて、畳の上でゴロゴロしていた。
畳の匂いが心地よく、その畳は、毎日、祖母が拭き掃除してくれていた。
何とも、ありがたい贅沢だった。
そのまま眠ってしまっても、祖母が布団をかけてくれるので、風邪をひく心配もなかった。
ゴロゴロする以外に、何もすることがなかったとも言える。
幸せな時間だった。
いつの頃からか、起きている間は、ずっと何かをしている。
掃除や洗濯、座っていても、常に何かを考えている。
ボーっとしている時間は、ほとんどないと言っていい。
就寝ではなく布団に入っている時は、身体の具合が悪い時だけだ。
何を我慢しているのだろうと思った。
疲れたら、眠る前だってゴロゴロしていいのだ。
自分の中で何を規制していたのだろうと思う。
ゴロゴロする以外にも、良く分からないのに、自分の中で規制をかけているものがあるのかも知れない。
それらを解き放って生きて行けば、もっと楽になるのかも?と思った。
誰にも迷惑をかけないのであれば、ゴロゴロダラダラしてもいい。
良く分からないこだわりは手放して、自分の心に正直でいよう。
安心して生活できるのが一番だ。
感謝いたします。