数学赤点、horizon をホリゾンと読んでクラス中で笑われた私が東大大学院に受かった方法。
私の最終学歴は東京大学大学院卒。普段からアホを晒しているのでそんな風には見えないとよく驚かれますが、皆の見立ては間違っていません。私は今も昔も自分が勉強できるとは微塵も思いません。
その証拠に私の高校時代の成績は、、、数学は赤点。英語は底辺。生物だけクラストップ。高校の頃から海の生き物の研究者になることしか考えてなかった生物バカです。
東大に入ったのも大学院から。しかも東大に入りたかったわけではなくて、たまたま東大に入りたい研究室があったからです。
それでも東大に入ることはもちろん簡単なことではありません。我ながら良い戦略でうまく入り込んだな〜と思うので、その方法と感じたことをシェアしておこうと思います。
受験生や試験に挑む人、何か実現したいことがある人の参考や励みになれば幸いです。
戦略①徹底的に傾向を探って対策。過去問と友達は神。
試験問題はそこの大学の先生が作るもの。そこで、まずは東大生の友達から過去問と、普段の授業のノートのコピーを貰うことにしました。授業の様子なども聞きました。
一つの科目でも出題範囲は膨大です。全部やってたらキリがない。だから過去問を徹底的にやり、分析します。
私の試験は生物と英語だったのですが、過去問では英語もいわゆる生物英語でした。なので東大の授業で使っている(友達にリサーチした)という有名な生物学の本をひたすら英訳・和訳!生物と英語、両方学べるという一石二鳥。これがドンピシャでした。
おかげさまで受かったどころか私の試験結果はかなりよかったそうです。持つべきものは友人。頼れるものは頼りましょう。
戦略②自分に合った勉強法でいい。
毎日勉強しよう!決まった時間に勉強しよう!最低◯時間は勉強しよう!勉強した時間(努力した時間)の分だけ成績は伸びる!
こんなのクソくらえじゃ〜!と私は思います。だって無理なんだもん。それにこれを信じた状態で勉強できない日なんかがあったときは、無駄に落ち込んでエネルギーを消耗します。
そこで私は自分を分析しました。とにかく飽きっぽい。気まぐれ、気分屋。好奇心旺盛。新しいもの好き。好きなものへの熱量はめっちゃ高い。一度集中するとのめり込む。本は一気に読破したい。(←ちなみにとても双子座の特徴が出ているので、双子座の人は特に参考にしてください笑)
まずは毎日違う場所で勉強することにしました。同じ場所だと飽きるから。新しい場所を発掘するのもワクワクポイントで勉強のモチベーションを上げられます。
その日何を勉強するかは座ってから決めます。その瞬間、パッと閃いたものを。そして好きなだけやる。ノってる時は数時間でもやるし、集中切れたら10分でもすぐやめます。
もちろん毎日同じ時間同じ場所でコツコツやるのが合う人もいるでしょう。要は自分を知ること。勉強する前に自分と向き合うことを先にやったほうがいいです。
他人のことはどうでもいい。まずは自分を知りましょう。
戦略③受かるつもりでいる。実はこれが一番大事。
思考は現実化します。これは本当です。自分は受からないかもと思っていたら、受かるもんも受かりません。
受かってやる!じゃなくて、受かる気がするー♪くらい軽やかに、ワクワクした気持ちでいること。受かっても受からなくても悔いはないけど、受かったら楽しそうだなー♪と妄想すること。
実はこれ、試験に受かる(良い大学に入る)ことを目標にしちゃうとできません。その先のもっとワクワクする本当の願い(私の場合、海の生き物の研究したい!)を自覚してないとワクワクできないです。
それに、試験に受からずとも本当の願いのほうは叶えられるので、実は受かる受からないは大きな問題ではないのです。だから受かる気がするー♪くらい軽やかでいられる。
あなたの本当の願いは何ですか?
そこに入りたいのはどうしてですか?
そこに入った自分を想像できますか?
ワクワクしますか?
自分の胸に問いかけてみてください。
自分を知れ。相手を知れ。
そしてどんな結果でも大丈夫。その過程は必ずあなたの糧になるから。
みんなの健闘を祈ります。
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