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樹脂粘土でレンガを積む

※写真はいっぱいあるけど全部背景は汚いですゴメンネ


ちょっと前に、娘が『のばすやつ(シルバニアのパン焼きセットの綿棒)ほしい』と言い出したので「まぁそれくらいなら……」と樹脂粘土でこねて作ってみた。
ついでだからと鉄板も作り、パン生地を作り、ここまできたらとばかりに窯も作ってしまった。

※机は元々持ってた公式グッズ
爪楊枝で鉄板置き場を用意
美味しく焼けろよー


……という作業を、ある程度娘と一緒にしたわけだ。それを見て覚えたのだろう、なんか「レンガでおうちつくる」とか言い出した。
おうちかー。まぁ自由にやってみ。

床がおしゃれ

大人が作るとつい『床は茶色』とか『なにか一色だけに統一させて』みたいなことを考えだしちゃうんだけど、幼児はそのへん自由である。
とりあえず好きな色の樹脂粘土を開封し、なくなったら次の色を開封し。それは同じ色でも違う色でも良い。なるほど。余った緑で模様も作っちゃう、お茶目な匠のセンスが光るぜ。

尚、上の写真の状態でおいとくと『空気に触れてない底面がなかなか乾かずに粘土板にくっつく』とか『ちまちまくっつけてる粘土が分離する』などの問題があったので、娘が寝てる間にそっと他のものを差し込んで浮かせたり、ボンドで更にコーティングをかけたりと微調整をする。そのへんは大人の仕事ですね、おまかせあれ。

と、そういった工程を知ってから、娘もレンガ(※樹脂粘土をブロック状にカットしたものをこう呼んでいる)を積む際から漆喰のごとくボンドを塗るようになってきた。
……ほんと、なんでもやらせてみるもんだな。飲み込みが早くてよろしい。

職人
窓だよー

作ってみて思ったけど、茶色い壁に緑が入るの綺麗ね。蔦が生えてるみたい(ややマイクラ感もある)。ピンクが余ったからハートもつけてみました、可愛い。
窓はプラバンを樹脂粘土の枠で覆って作ってみました。シルバニアで遊ぶから屋根はない方が良いと助言済みなんだけど、それはそれとして中が見えやすい要素欲しいよね。

途中で娘から「ドアが開くようにしたい」と言われたけど、開閉ができるドアかー、難しいな……。んー、壁を作って爪楊枝刺して、のれん的な布でも掛けようか。大将やってる?的な。
一旦その提案で納得した娘だが、多分その後それのことは忘れてしまったのだと思う。それよりも部屋が小さいことが気になり始めたらしい。床を広げ、部屋の増築が始まった。

で、今こうなっている。


だいぶ広くなったねえ……!

窓の下の爪楊枝は、ボンドで窓+窓枠をくっつける時に娘が設置してきたものだ。彼女的には窓を取り付ける際に必要な『支え』パーツとしての認識らしい。2箇所の窓の両方についている。実のところ何の支えにもなっちゃいないんだが、まぁそんなのは野暮な話というもの。OK、つけようつけよう。お気遣いありがとね。

で、先ほど難しいと思った『ドア』。
作っちゃいました(笑)。

紫のとこ

結局、
①以前娘が遊んだ水彩紙を(本人許諾のもと)カットし、つまようじに巻きつける形でボンドでとめる
②ブロック状の樹脂粘土にボンドでアイロンビーズを固定
③床にアイロンビーズのついたブロックを接着
④アイロンビーズの中につまようじ(※とがってる部分はある程度カットして整える)を入れる
⑤壁を作っていく
⑥ドアを挟み込む形で天井面にアイロンビーズつきのブロックを接着する

この方法ならつまようじを軸にドアが動くのである。アイロンビーズがナット代わりやね。

エマちゃん「こんちはー」
エマちゃん「おじゃましますね」
パタン

↑これは製作中にテストがてら撮った写真。
一応床面のアイロンビーズに差し込むだけでも使えなくないけど、まぁやっぱ上下で挟み込んだ方が安定感はありますわね。ふふ。


まぁこれに使った粘土代を考えると公式グッズをちゃんと買った方がとか言われそうな気もするけど、『一緒に作った』ところに意義があるのだと周りも皆言ってくれまして。
世界に1つだけですからね。まぁそういうもんよね。

あ、まだミントグリーンのとこも壁作るの?
はいはい。

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