原 茂樹(hitaliberte…)

映画館:日田リベルテ を必死に営みながら出会ったみんなと人生を過ごす。そんな毎日や暮ら…

原 茂樹(hitaliberte…)

映画館:日田リベルテ を必死に営みながら出会ったみんなと人生を過ごす。そんな毎日や暮らし。 写真は、僕の家から見える三隈川。この日は霧が深くて大好きなマーク・ロスコの絵みたいだとぼーっと眺めていた。寒かった。 http://www.hita-liberte.com

最近の記事

日田リベルテ14周年

🎈日田リベルテ 14周年🎈 6/27で、日田リベルテが、おかげさまでなんとか14周年を迎えることができました。何より、2回もいらないと宣告されたこの映画館さんが喜んでくれていると実感しています。まさに有難きこと。 ありがとうございます🙏 14年前の今日は、フィルム映写機を残すんだと意気込んで『ニュー・シネマ・パラダイス』のアルフレッドみたいに一日中映写室にいました📽が、幸せな瞬間でした。 今ではデジタルに様変わりし便利になりましたが、あの頃の想いがあるから毎日を続けられ

    • 久しぶりなので

      テスト。 最近、よく聴く曲。

      • 日記

        昨夜から、アポイントメント依頼が3本あり、なんとか時間を作る。 やるべきことも数多く、なんというかそれらは発酵させるようなものばかりで、気が抜けない。でも今日も映画館に不意に訪ねてきてくれる。とても嬉しくて、ついつい話してしまう(というかそれが仕事なんだけど)と、もう1日が終わる。 自分がゲージュツ家や音楽家ならと思うが、ぼくは映画館主。この映画館での積み重ねが今であって、原点というか核を置き去りにはできないし、したくないんだから、じゃぁ仕方ないなぁと、いつもそんな風に折

        • 全然続かない日記(決意)

          何度も何度も日記に挑戦するも、すぐに仕事に支配されここに戻ってこれない。 それにはいろんな理由があるけれど、自分のことより大切なことや、やるべきこと、締め切りがあるからでもあり、なにより自分の日記を書く以上に大切だと思い込んでいるからだと思い始めた。 ぼくの好きな方々は、やっぱり自分の表現と記録としっかりやているではないか。だから展覧会もできるし、アーカイブも画集も作れたりするではないか。 自分はいったい何をやっていたのかと、今になって愕然としている。 『方丈記』で、

          牧野伊三夫さんとリベルテレーベルロゴ

          もうご存知の方も多いかもしれませんが、画家の牧野伊三夫さん(以下、牧野さん)と出会いもう10年になろうとしている。ぼくはもともと、この映画館を始める前から北九州市のフリーマガジン『雲のうえ』の編集が好きで、映画館運営の参考にしたいと考えていたので、まさかその牧野さんがこの映画館に来てくれていることに、驚いた。その出会いの時の話はいろいろおもしろいけれど、今日はその話ではないのでまた別の機会に。 リベルテレーベルは3年前に青木隼人『日田』を発売時に発足し、その時にも牧野さんが

          牧野伊三夫さんとリベルテレーベルロゴ

          haruka nakamura 便り

          友人の中でも、いつもやり取りをする友人ってのがいて、日常のいろいろをお手紙のようにやり取りする彼らは、ぼくの理想の世界を共有できる(核に触れられる)大切な存在だ。hakukaくんも、日常のきらめきを共有できる数少ない親友だ。 その彼の活動が現在多岐にわたるのでここにまとめてみようかと。 あつまれどうぶつの森 CM 雨の日篇 ロト7 鉛筆篇 ナンバーズ 漫画家編 CM ナンバーズ スランプ編 CM スマートニュース CM NHK ドラマ『ひきこもり先生』音楽 こ

          日田リベルテ、おかげさまで12周年

          小さな映画館:日田リベルテが、今日で12周年を迎えることができました。 これも全て、足を運んで頂いた皆さまのおかげです。ありがとうございます🙇‍♂️ 自分がどれだけ頑張ったとしても、来てくれるあなたがいなかったら、もうとっくにこの映画館は地図からなくなっています。 今でもこの映画館があって、今日も映画を上映している。ただそれだけ。たったそれだけだけど、そのことが素敵で有難い。誕生日って素敵で有難い日ですね🎂 今日から13年目に入ります。中学生になりますね。声変わりする時

          日田リベルテ、おかげさまで12周年

          依頼。

           リベルテは、発信しているように皆さんから思われがちだけれど、実のところ、ほとんどが依頼を引き受けて仕事をしている。  これからも、全国誌の連載や映像コンテストの審査員、大学の授業、公共施設の催事企画などなど、みなさんが声をかけてくれるから、実現しているだけ。  なので、『日田の人たちとはやらないんですね』とよく言われるが、残念ながら全く依頼がないということです。求められていないとまず実現はしない。実現しないと継続なんかない。実現はひとりでもできる。でも継続は、愛がないと

          明日はおおはた雄一演奏会

          明日はいよいよ、リベルテ1年半ぶりの演奏会。 日田リベルテのオープン前日にも演奏してくれて、それから毎年のように来てくれる同志のような盟友のような、おおはたさん。 もう、はやく会いたい!観たい!聴きたい! 映画のような演奏会になると思います。いろいろと思い馳せながら、ゆったり贅沢な時間を、みんなで一緒に過ごしましょう。 お席は、ひと席は空ける少なめの設定にしていますので、手洗いなど対策をしっかりして、いらしてください。20時からスタート!

          明日はおおはた雄一演奏会

          『Style Wars』

          40年の歳月を経て、日本初公開!の『Style Wars』も本日が最終日🎥 ヒップホップがどうというより、新しく始まるものってどういうもの?という視点に立つといろいろ見えてくる作品。何かをやりたい人や、始めたい人は必見。 人が本気になってやりたいことって理想や未来に行きがちだけれど、まずはこの現状を打開したい足元の環境があって、だからこそ新しいフィールドが必要になる。無いから作る。至ってシンプルだ。 有名や売名は、その後から始まるのだから、乗っかる発想はそこにはない。だ

          映画に救われる

          相談してくる人が多いけど、まず映画観て(自分なりに模索して)からでないと、アドバイスも届かない。 ぼくなんかに相談するより、映画を観る方が視界が開ける🎥 ぼくだって大変だから毎日もがいて生きてる。だからもっと映画を観ようと努力してだけ。楽しみながらできる事を模索してる。みんなと変わらないんだ。ぼくも苦しいからできるだけ楽しく生きていこうとしている。自分の本当に求めていることは何だろうか?と日々悪戦苦闘。そして映画に救われる。 結局、映画を観るのが、いい。

          『夏時間』(2019・韓国)2021年公開

          いやはや素晴らしい作品だ。こんな作品に巡り会えるから映画館は特別な仕事だ。 ほんと、改めて劇中写真見ても至って普通だし、スタイリッシュでもかっこよくもない。でも引き込まれ、気持ちを動かされる。気付けば食い入るように見ている。すごい表現力だ。確かに、エドワード・ヤンとかホウ・シャオシェンなんかが引き合いに出されるわけだ。と、見終わって初めてわかる。これも映画ならでは。 そう、ぼくらの暮らしはスタイリッシュでもカッコよくもない。でも幸せを感じたり悲しんだり、見栄を張ったりする

          『夏時間』(2019・韓国)2021年公開

          アキ・カウリスマキ

          「人生の意味とは、自然と人類を大切にする自分のモラルを作り上げ、それを持ち続けること」 —アキ・カウリスマキ

          アキ・カウリスマキ

          水面下

          いろんなことを水面下でやっている。とても大変なんだけど、この時間こそ大切な時間。生きてる実感。お知らせできる日まで、まだまだコツコツと! 最近気になるアーティストを聴きながら、クール ドライを心がける。。。

          日常の一コマ

           映画館には連日、至る所から電話が鳴る。最近では電話取材も増え、こちら側はお客様と同じものとして神経を集中して答えてはいるものの、これはもはや仕事なのではないか?というものもある。 今日も、コロナで映画館が大変そうだから話が聞きたいので、〇〇さん(著名人)と伺ってもいいですか?と電話がかかる。その著名人はテレビをほとんど見ないぼくでも知っている方で、応援してくれるなんて、なんて気持ちのある方なのだと、快諾した。すると『〇万円かかります』と言うではないか。 大変そうだから、

          月金帳みたいに

          すぐに忙しくなって、日記を怠ってしまう。 時間は自分で作らないとずっとこのまま。他愛ないことも、記録として残す。 牧野さんと千さんの『月金帳』を読んで、こんな風にできればと思う。