一橋大学LGBTQ+ Bridge Network

当サークルは一橋大学ジェンダー社会科学研究センターと一橋大学卒業生有志団体Pride Bridgeとの共同事業に参加している一橋大学サークルです。ジェンダー・セクシャリティを専門としたPride Forum Resource Centerの運営や、学内イベント実施を行っています。

一橋大学LGBTQ+ Bridge Network

当サークルは一橋大学ジェンダー社会科学研究センターと一橋大学卒業生有志団体Pride Bridgeとの共同事業に参加している一橋大学サークルです。ジェンダー・セクシャリティを専門としたPride Forum Resource Centerの運営や、学内イベント実施を行っています。

    最近の記事

    【出版記念インタビュー】アウティングはなぜ問題なのか? 松岡 宗嗣

    今回は、初の単著『あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房、2021)の出版を記念して、著者の松岡さんに執筆のきっかけ、本学アウティング事件に関して取材しました 松岡さんは大学時代からオープンにされていますが、大学生活を回顧していただけますか? 「大学からオープンにしよう」という意識があったので、結構強気でした。クラスの自己紹介の際やその数日後に新歓(イベント)みたいなのがクラスであった際も、そこですぐカミングアウトする、くらいの感じでした。なので、中には

      • パラハラ防止法の視点から一橋アウティング事件をみる 神谷悠一

        ▼フルインタビューのYouTube ver.はこちらから▼ 事件を知ったときの心境  私もアウティングは多かれ少なかれ受けたことがあります。職場でアウティングを受けると、トイレに行く時や廊下などで誰かとすれ違った時でも、「自分の生殺与奪の情報を誰が知っているんだろう」「この人は知っているのかな」「あの人は知っているのかな」とその人を不信の目で見てしまうんです。一度アウティングを受けた時には結構役員に知られてしまい、役員を見る度に、「この人はあの人は(知っているのだろうか)」

        • ジェンダー研究の視点から一橋アウティング事件をみる 川口遼

          ▼フルインタビューのYouTube ver.はこちらから▼ アウティング事件を知った経緯は? 一橋大学博士課程を単位取得退学後の夏、友人と映画を観に行く途中の電車の中でした。一橋大学で同性愛を暴露されて自殺したロースクール生のご遺族が裁判を起こされ記者会見を開いた、というニュースを見たのが最初でした。当時、事件については先生方からも聞いていましたが、2015年の時点では、その詳細みたいなものは全く共有されていなく、何もわからなかったので、多分ほとんどの人は事件の詳細を知らな

          • 彼は自分だったかもしれない 松中権

            ▼フルインタビューのYouTube ver.はこちらから▼ 一橋アウティング事件を知った時の状況は?  2016年8月5日(日本時間)、僕はリオにいて、リオオリンピック・パラリンピックの仕事に向かっていました。その頃広告会社に勤めていて、現地でジャパンハウスという日本の文化や歴史、技術力等を世界中の人に伝える期間限定の場所作りをする仕事をしていました。オープニングセレモニーが現地時間の2016年8月4日夕方にあって、セレモニーを終えて、片付けを終えて、みんなで借りていた宿泊

            もしかしたら彼は自死していなかったかもしれない〜自死事件とセクマイサークルORB〜 山内浩平

             私は2015年春に一橋大学商学部へ入学しました。その頃の私にはもう「自分が同性のことを好きになる」という自覚がありました。高校生の頃からその自覚はあって、同性同士でじゃれあっているクラスメイトや部活の同期に対して発せられる「お前ホモかよ」という言葉に、いつも一人で静かに傷ついていました。しかし、自分がゲイであるとハッキリ言いきれるほどの自信もありませんでした。なぜなら、高校生の時に同性のクラスメイトのことが好きでしたが、しかしなんとなく同じ部活の異性のマネージャーが好きな気

            僕とアウティング事件の交差点〜利他的なアライから社会正義的アライへ〜 本田恒平

            結審を迎えて  自死で亡くなった学生Aの遺族が、アウティング加害学生Zと一橋大学をそれぞれ提訴した裁判である通称「一橋アウティング事件裁判」は2020年12月に結審を迎えた(2016年8月5日に提訴)。人格権の侵害を争ったZとは東京地裁の段階で遺族側との示談が成立し、安全配慮義務違反ないしは教育環境配慮義務違反が争点となった一橋大学とは、控訴審にて控訴人(遺族側)請求棄却という結果であった。本件裁判にて安全配慮義務違反には当たらないという判決を受けながらも、一橋大学はこの事件