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『そうだ、ミニマリストになろう。:モノとお金と不安の関係』

ただ今、30日ミニマリストゲーム実践中です。ミニマリストゲームとは、
1日目に1個
2日目に2個
・・・
30日目に30個
というふうに、モノをどんどん断捨離していく(お一人様)ゲームです。無事30日を終了すれば、500個近いモノを処分することになります。この1年にて2巡目の挑戦中。本日4日目です。

さて、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という本があります。大雑把すぎる!ぐらいにざっくりまとめてしまえば、「まだ動き回る体力があり、感動が後の人生に大きく活きていく比較的若いうちに経験に投資しよう。死ぬときにお金を使い切ってしまうぐらいでいい」という内容です。

もともと資金がある人を対象に書いている本です。その日暮らしでかつかつに生きている人ではなく、老後は心配しなくてよいように若いうちから節約して預貯金をどんどん積み上げているような人を対象にしてるので、響かない人もいるとは思います。

が、自分が今どれくらい老後資金に投資しているかどうかはともかくも、「モノよりも経験に投資すべし」という発想に共感する人は多いのじゃないかと思います。実際、心理学的にもモノよりも経験にお金を使った方が満足度が高いことが証明されてますし。

とはいえ!「言うは易く行うは難し」の好例でもある。

そもそもなぜモノを溜め、お金を貯めたいと思うのか。あるいは手放し、使うのが難しいのか。そこには常に「先行き不安」があるのですよね。

モノを手放した後で後悔したらどうしよう。
お金を使った後でリストラされたらどうしよう。
老後に貧困に陥ったらどうしよう。

この手のことを考え始めると、「将来それは絶対起こりえない」と言える人はいないので、どんどん溜め込む一方になってしまう。

そう思うと、モノやお金を溜め込む(貯め込む)量は不安感と比例してるような気もする。

大切なのは、「なくてもなんとかやっていけるよ」とどこかで実感することなのだと思う。数か月バックパッカーにでもなってあちこち旅をすれば人生観が変わるような気もするのですがね。私の子供が独立した後に、ある日突然リストラされるようなことがあったら、生活費がめちゃくちゃ安い国を2,3日か月ぐらいは放浪してみるのもいいかもしれない。「この程度のモノや生活費でもやっていける」とわかれば、その後の人生がずいぶん軽やかになるような気がします。って、いやいや、それぐらいの年齢ならばもう結構な歳でしょって気もするが。

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Day-4: クーラーボックス、バインダー、スクリュードライバーセット、ふちのかけたボウル

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