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「持ち運べるもの」をこそ ~せんのみなとのキャリアツーリズムアットホーム中間報告~

坂本龍馬は土佐藩、現在の高知の出身!

剣術修行で江戸に出て、勝海舟を斬ろうとして
説得され弟子入りし、神戸で造船・操船に携わり、
長崎で亀山社中(カンパニー)を作り、
後に「海援隊」に発展させ、薩摩と長州の仲介をして
京都で「大政奉還」まで仕掛けていく…。

というのが司馬遼太郎さんが書いた小説、
『竜馬がゆく』のあらすじですけれども。

すでに幕末のあたりから、ポータブルスキル、
すなわち「持ち運べるスキル」は重要でした。
というか、人間がこの世で自由に動き出してから、
自分の強み、ポータブルスキルを見つけ、自覚し、
舞台が変わっても使えるようにしている人は強い。

…前置きが、長くなりました。

自宅で受けられるキャリアツーリズム!
『せんのみなと』の
高崎 澄香 さん、長嶺 将也 さんの
「キャリアツーリズムアットホーム」という
サービスを受けています。

本記事では、その中間報告をしつつ、
皆様に紹介、共有をしてみたいと思います。

※本記事の内容は私の現時点
(2023年4月9日頃現在)での考えであり、
私の主観に基づく報告です。

さて、このサービスは12のSTEPから成り、
今回のご報告はSTEP6とSTEP7。

◆STEP6:現代のキャリア理論の学習
◆STEP7:資本の棚卸し、
未来に繋がるポータブルスキルの可視化

『「大事」×「得意」×「楽」×「社会」』
この四つの掛け合わせが、このサービスでは
重視されているのですけれども、これまでは
「大事」×「楽」を深掘りしてきました。

つまり「自分」起点です。

自分が「楽」なのは、どういう状態か?
自分が「大事」にしているのは、何なのか?


大事に思っていて、やりたいこと、
逆に、これは避けたい、苦手なこと、
そういうことを「見える化」してきた。

私で言えば、

「主人公」(「広報運動家」)的なタイプで、
主体的に動く、さまざまな意見を聞く、
調和して楽しく(自分なりに)前向きに
アイディアを出しつつ自由に働きかけていく、
それは好ましい、好き、なんですけれども

緊急医療や、戦時中の軍事行動など、
何かだけに突き進む、信念を持って進む、
唯一の選択肢、嫌がることでもやる(やらせる)、
大切だけれど厳しい決断を下す、何かを断つ、
そういうことはちょっと苦手、な感じです。

例えて言えば三国志演義的に言うと
「上策、中策、下策」を提案して
劉備に決めさせたような(自分では決断しない)
軍師の『龐統』のイメージ。
自分が表に立って総大将として北伐へと向かう
『諸葛孔明』のイメージではない。
(たとえがマニアックで、すみません…)

また、他の誰かに対して「世界を広げる」
「ユーモアのあるユニークな表現を通して
主体的に世界を広げていけるきっかけを作る」

これを私は大事に思っているのですが、

逆に表現するなら、
他の誰かに対して、「世界に閉じ込める」
「寝た子を寝たままにしておく」
「堅苦しい難しい表現を使う」
「強制的に世界を広げさせる」ことは、
できれば避けたい、と考えています。

はい、ここまでが、自分なりの「大事」×「楽」。
それを踏まえてのSTEP6と7。今度は
「社会」×「得意」について浮き彫りにします。

◆STEP6:「社会」現代のキャリア理論
◆STEP7:「得意」ポータブルスキルの可視化

…冒頭に挙げた坂本龍馬(BY司馬さん)で言えば、

龍馬が生きた時代は「幕末」です。
江戸幕府がつくった「世界観」が揺らぎ、
新しい「世界観」が必要な時代。

ただ、私たちは後の時代から見てますので、
「みんな志士」のように錯覚しますがそうではない。
「脱藩」すなわち、当時の犯罪行為まで犯して
行動する人は、ほんの一握りでした。
そもそも「幕末」とは思われていなかった。

大部分の人は時代に翻弄され「見守っていた」。

江戸幕府が本当に倒れ「東の京都」が爆誕、
藩の殿様がいなくなってようやく初めて、
「世の中が変わる(かも)…」と思い始めた。

話を戻しますと、STEP6で、私の頭の中では
そんな幕末と、今の不確実性、
「VUCA(ブーカ)の時代」がシンクロ
しました。

STEP6では、この時代にぴったりのキャリア観、
「プロティアン・キャリア」について学習します。
私は 田中 研之輔 先生の著書や
黄瀬 真理 さんの投稿などで少し知っていましたが、
しっかりと順を追って、学ぶことができました。

大事なことだけ書くと、

◆「自由自在に変化」するキャリア
◆そのためにも「キャリア自律」は必須
◆精神的には「自分なりの心理的成功」を見極める
◆社会的には「ポータブルスキル」を自覚
◆「人脈(人間関係)」や「お金」も大事
◆画一的な成功パターンは消滅しつつある

終身雇用、社長に上り詰める立身出世、すなわち
「島耕作」的なサクセスストーリーは、
現在の時代では描きにくい。
(注:島耕作は大企業において
プロティアン・キャリアを極めた自由人です)

それを踏まえての、STEP7。
まず、自分自身のソフトスキル、
「資本」を見える化
していきます。

質問に答える形で進めてチャートの形で
図示されていくのですけれども、
いかに自分がソフトスキル(のどこ)を
疎かにしてきたのか、思い知らされました…。

「情報収集力」は、SNSを40代になって
ようやく力を入れたのでともかく、
人間力、時間配分力、社会関係資本、経済資本は…。
暗澹たる気持ちになりました。
ただ逆に言えば、これからの課題が
明確になってきた、とプラスに考えます。

それとともに、これまでの経験から
「ポータブルスキル」をあぶり出す。

私の場合は、教育・出版・編集など、
営業の仕事、企画開発、段取り、
校正、納品、執筆など、雑多なものを
思いつくまま列挙しましたが、

…うーん、これをどのように
整理して取捨選択してアピールする軸に
していくのか? これまた今後の課題に。

ただ、考えるためにも、まずはこうして
思いつくまま列挙することは大事なこと。

なかなか自分ではできにくいので、
このような機会を通じて
「絞り出す」ことができ、良かったです。

最後に、まとめます。

本記事ではキャリアツーリズムアットホームの
STEP6と7の中間報告を、
振り返りも兼ねて、書いてみました。

高知、江戸、神戸、京都、長崎、
薩摩と長州、全国各地の舞台で活躍した
坂本龍馬も「不確実性の時代」の中、

最初は「剣術」という一つの
ポータブルスキル
を軸に動いていきましたが、
勝海舟という存在を通して
様々な思想、スキルを身につけていきました。

龍馬の足元にも及ばないちっぽけな私も、
「自分なりの心理的成功」
向かって、行動していきます。

読者の皆様の
『「大事」×「得意」×「楽」×「社会」』
何でしょう?
「皆様なりの心理的成功」は何ですか?
どんなものを「ポータブル」できますか?

※せんのみなとの
「キャリアツーリズムアットホーム」↓

これまでの振り返りは、以下の通りです。

◆STEP4~5
『「今の自分では見えなくなっているもの」をこそ
~せんのみなとのキャリアツーリズム
アットホーム中間報告~』↓

◆STEP1~3
『せんのみなとのキャリアツーリズム
アットホーム中間報告』↓

◆VUCAの時代についてはこちらを↓

合わせてぜひどうぞ!

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