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私は『千差万別キャリア自己紹介部』
というグループを
LinkedIn上でつくって運営しています。

LinkedInでは、いわゆる
「一般公開アカウント・投稿」だけでなく、
このようなグループをつくって
メンバー間限定での
投稿や交流をすることができる
のです。
(もちろん一般アカウントにおいて
公開範囲を設定することもできますが)

本記事では、その『自己紹介部』にて
私が投げかけてみた、いくつかの
アンケートについて紹介してみます。

貼ってある画像は、アンケートの一例です。

◆「和洋中はどれが好きか」問題
◆「旅行先はどこに行きたいか」問題
◆「移動手段はどれが好きか」問題
◆トロッコ問題(漂流ゴムボートの仮定)

いずれも、正解はありません。
直感でも熟考でも、どれを選んでもいい。

なぜ私がこのようなアンケートを
試みているか、と言いますと、
次のような理由があります。

①アンケートに回答する形式であれば
投稿・一般記事へのコメントをするよりも
ハードルが下がるから


投稿する、あるいはコメントする、
という行為は、けっこう
エネルギーを使うものですよね。

自己開示・自己表明。

ましてや、自分のアカウント内ではなく
グループの中でそれを行うとなると、
二の足を踏む、ということも
あるかもしれない…。

しかし「アンケート」にポチっと
回答をするだけならば、
ハードルが下がるのではないか?

『自己紹介部』なのだから、
まずは自分の考え、自分とはこういう人、
ということを何らかのアクションで
していただくことが第一歩ではないのか?

そう考えて、何回か
アンケートを試みた次第です。
非常にありがたいことに、
(もちろんフィードに埋もれたりして
アンケート自体を知らないこともあるので
全員ではありませんけれども)
たくさんの方からご回答いただけています!

②アンケートはインプレッションが
増えやすい(ような気がする)


LinkedInでもSNSらしく、
インプレッション(閲覧してもらえる回数)
のためのアルゴリズムがあります。

よく言われるのは、
LinkedInの投稿のURLそのものを
投稿に貼り付けると、
インプレッションが伸びない、ということ。
つまり、同じ内容を何度も何度も
シェアすることは好まれないんですね。
見てもらえない。
これは、拡散されやすいX(旧Twitter)とは
逆の論理で、興味深いところです。

(LinkedInを使い始めの頃は、
Twitterの感覚で他の方の投稿を
「リツイート」的な投稿で紹介したところ、
全く読まれず、
なんで?と思ったことがあります…)

それで、アンケート機能を使った時は、
何となく皆様に読んでもらえる確率が
高い気がするんですね。

アルゴリズム、自動的な表示優先順位の
働きによるものなので、
一概には言えないかもしれませんが。

まだアンケート機能を使ったことが
無い方は、ぜひ、一度ご自身のアカウントで
アンケートを取ってみてはいかがでしょう。

インプ爆伸びする、かもしれません。

③純粋に回答やコメントが興味深い

『自己紹介部』では、ご自身のことを
選択して表現してもらっていますが、
その回答やコメントがとても
バリエーションに富んでいます。

中には、意外な偏りを示す
アンケート結果もありました。

例えば、画像のアンケートの一つ、
「和・洋・中」どれが好きか?
という問題を例に挙げます。

私は和洋中で均等に分散するのでは、
と思っていましたが、
ふたを開けてみると、和食が強い!
圧倒的に!

もちろん日本在住のユーザーが中心、
ということはあるかもしれませんが、
ここまで和食に偏るとは
思っていなかった。
新鮮な驚きが、ありました。

もう一つ、どこに旅行に行きたいか、で
国内、海外、の他に
「宇宙旅行」の選択肢も
ひそませてみたのですけれども、

気宇壮大な皆様が何人か
「宇宙旅行」を選択してくださいました。
非常に面白いです。
コメントに書いていただいた
その理由もなかなかに興味深い。

結果を見て「なるほど…」という納得と
「そうなんだ…」という意外性を味わえた。
ドラマ『ガリレオ』の
湯川教授(主演:福山雅治さん)のように
「実に面白い…」と言ってしまいます。

④自分とは違う考えに出会える

『移動手段は何が好きか?』という
アンケートも取りました。

これは「徒歩・自動車」
「自動車(マイカー)」「バス・電車」
「船・飛行機」という選択肢から
選んでいただいたのですが、

私は「自動車(マイカー)」を
選択してみたんですね。

ところが結果は、

◆「徒歩・自動車」33%
◆「自動車(マイカー)」11%
◆「バス・電車」17%
◆「船・飛行機」39%

となりました。
自分が選んだ選択肢が、一番少ない…?!

これは私が地方に住んでいて
「車社会」だから、ということも
影響があって選んだのですが、

例えば東京・都市圏在住で、車よりも
電車などのほうが馴染みが深い、
という方だとまた違うかもしれません。

また、散歩やサイクリングの楽しさを
知っている方や、
船や飛行機での楽しい旅行の記憶が
鮮明な方ならば、
違う選択肢を選ぶかもしれない。

逆説的ですが、このように
「自分とは異なる意見に触れる」ことで
「自分の輪郭がわかってくる」
ことも
あるのではないでしょうか?

それが、自己紹介の第一歩かも…。

最後にまとめます。

本記事では『自己紹介部』で
取ったアンケートを紹介してみました。

『自己紹介部』は私がものぐさなもので
オンライン交流会や
オフ会などは特に行いません。
もちろん、メンバーの方同士で
自由に交流していただくのは
全く問題ありません。
すごくゆるふわな運営をしています。
(もちろんお互いにリスペクトを
持っていただくことは大前提です)

よろしければ、まだ
メンバーでない方は参加の
オファーをしてみませんか?

あと『トロッコ問題』のアンケートは
2024年の6月21日に投稿しており、
回答期限を3日に設定しているため、
(本記事執筆時では)まだ回答できます。

今までのアンケートから一転して、
かなりヘビーな問題なのですが、

このような問題を考えることで、
自分の考えを言語化してみることで、
「自分」を「ろ過」できる
、と思います。

まだ未回答のメンバーの方は、
ぜひご回答をお願いします!
他の方の回答やコメントを見るだけでも
「実に面白い」ですよ!

※LinkedIn上の
『千差万別キャリア自己紹介部』の
ページはこちらから↓

※『トロッコ問題(漂流ゴムボート)』
についてのアンケート記事はこちらから。
自己紹介部メンバー限定記事です↓

※『読者参加型』にするための
試行錯誤は、以下の記事で書きました↓
『「読者参加型」への試行錯誤、あれやこれや』

合わせてぜひどうぞ!

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