Hi!story vol.2「なぜテレビゲームじゃない?」「歴史のゲームとか信〇の野望あるやん」
皆さん、こんにちは。私たちHi!storyは
を目的として活動、カードゲームの製作を行っている団体です。
今回は第2回ということで、第1回を見てない方は第1回をみることをオススメします。
最近は、週1のミーティングも皆がちゃんと仕事を受け持って動いているので、内容が濃いものになっているような気がします。
さて、今回は「なぜテレビゲームにしないのか?」と「歴史のゲームとか既に信〇の野望とかあるやん」について書きます。
なぜテレビゲームにしないのか?
結論から話すと
・テレビゲームよりカードゲームなどのほうが記憶に残りやすいと考えた
・子供たちに友達と会って遊んでほしい
・単純にテレビゲームの参入障壁が高い
からです。
まず1つ目の
カードゲームのほうが記憶に残りやすいと考えたについて
ビデオゲームとなると、ボタンや画面のスライド1つで操作できるのがメリットです。操作を覚えれば簡単ですし、スラスラとできます。さらに、ルールをちょっと覚えれば、カードを覚えなくてもできるんですね。素晴らしい!!まさに手軽ですぐにできる!
いやいやこれは違うでしょうと。
そもそも、私たちのミッションは
歴史を楽しく主体的に学んでもらうこと
であって、楽しいゲームを作ってワァァで終わりではないと。
つまりは、自分たちで計算して、自分たちで顔を合わせてお互いの考えを読みつつ、カードの効果の内容なども覚えていく過程が大切だということなんですね。
と思う方もいるかもしれないですが、私たちも小さいころそうでしたが、ゲームの前にちょっとやったりなど、カードゲームとテレビゲームってまた、違ったベクトルの面白さだと思うんですよね。
そして2つ目が
子供たちに友達と実際にあって遊んでほしい
これは、市場が…とか、ペルソナが…とか、そういうビジネス的な話ではなくて、完全なる私の願望です。
このリンクから見てもらえればわかると思うのですが、現在新型コロナウイルスによって小学校等では黙食が行われているようです。
コロナの影響もあって、子供たちがコミュニケーションを対面(リアル)で取れる機会が、今までより少なくなってしまっていると思います。
(新型コロナウイルス対策のための苦渋の策なのだということは重々承知しています)
それに加えて、今の時代はオンライン化が進んで、別に顔を合わせなくとも友達と話せる時代になりましたから、今までよりリアルで会ったり、遊んだりなどの機会が減ってしまっているのかなと思います。
私自身は、世代的に、ゲーム機で遊ぶのも、皆と会って遊ぶのも、オンラインゲームで遊ぶのも、全ての経験を当たり前のようにしていて、今の子供たちの状況を見ると、私はそれぞれの良いとこどりだけを、させてもらえていたのかなと感じます。
だからこそ、私はリアル(対面)で遊ぶことも経験してほしいなと思います。
正直言うと、中学、高校生のときは友人と通話しながら夜にゲームをしていたので、オンラインゲームの楽しさがものすごくわかります。
そして、いまでもやります。
それでも、人と会って得られることもたくさんあると思うんです。人と会って、友達と会って遊ぶことで得られることもたくさんあると思うんです。
今現在も、様々な人とオンライン上で会議をしたりしますが、やはり対面で会ってみると、オンラインではわからなかったことが多くありますし、友達と遊ぶ時も会ったほうが楽しく感じます。(主観)
今の子供たちに、この考え方が受け入れられるかはわかりません。
もしかしたら、古臭い考えかもしれませんが、一旦はこれで進み続けようと思います。
そして3つ目が
単純に参入障壁が高い
これに関しては説明するまでもありません。
ゲームを作ることはそう簡単ではありません。
僕は、中学、高校の時にいくつかいじったことがあるのですが、正直簡単ではありませんでした。
本当にゲーム業界で勝負できるクオリティのものは、資金がものすごくかかりますし、時間も費やすので、現在は考えていません。
将来展望としておかせてもらっています。
ここまでが、テレビゲームにしようとしていない理由です。
ここからは、2つ目の「既存の歴史ゲームとの差異」について書こうと思います。
「歴史のゲームとか既に信〇の野望とかあるやん」
そう、歴史のゲームと聞けば、いくつもの作品が想像できると思います。
「三国志」がモデルのもの、戦国がモデルのもの、つい最近でいえば、「英傑大戦」などが出てきましたね。
僕は、これらのゲームももちろん、歴史を学ぶ要素のあるゲームだと思います。
何なら、僕が歴史に興味を持ち始めたのは、父が遊んでいた「信長の野望」からですから。
ですが、これらすべてのゲームは、武将、軍人、侍というのがテーマなんですよね。
つまりは
特定の時代、特定の人物すぎる
んですね。
これでは、歴史全体を学ぶことはできないし、歴史の中で重要なのは何も軍人だけではありません。
私たちのカードゲームでは、
これを実現するためのルールを今作っています。そして、もう少しで完成します。乞うご期待。
完成して、改良を重ねた時点でクラファンを行おうと考えているので、もしミッションなどに共感していただけたら幸いです。
私たちはこのように考えていて、現在の活動に取り組んでいるというわけです。
最後にもう一度だけ言わせてもらいます。
「歴史を楽しく主体的に」
これが僕たちの大きなビジョンです。
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