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女性の生涯発達とアイデンティティ 個としての発達・かかわりの中での成熟

北大路書房出版 岡本祐子編著

本業がキャリアカウンセラーですので、ご紹介するこの本は、これまでの研修や講座などでもご紹介してきました。私自身は、修士・博士号は取得していませんが、ARCA®(生きる技術研究会)の仲間たちには博士や准教授もいて、代表理事しながらも、学歴としては支えてもらってばかりです(^^;

経営的視点で組織運営をしていますが、アカデミズムとしての裏付けは本当に貴重なエビデンスでもあり、こうした専門的知見に基づいた「支援」ということは、今後ますます重要視されてくるかと思われます。

特に「人を育てる」分野においては、経験や思い込みで議論されることが多い政策との関連もあり、科学的には「正しくないこと」が「正しい」としてまかり通っているケースもまだまだ山ほどあるのが現実です。

ジェンダー問題もそうですが、「働く女性」ということにまつわるあれこれも、本当にややこしいほど問題は根深く、大学入学時の小論文のテーマが1995年で「女性の社会的進出。1.57ショック」だったことを踏まえても、2020年の今でも女性の活躍~などという差別を助長するような「言葉」が残る現実にため息しか出ません。。。

キャリアカウンセラーとしての私自身は、「個人」の発達支援を専門としていますが、若者(高校生や大学生)の職業観醸成は、本当に難しく、体力も使うし、日本語通じなかったりするし(涙)、なんだか疲弊してしまうのでつかず離れずで関わっていますが、成熟した40代~50代の女性のキャリア支援は、今後ますますニーズが生じてくるだろうと思っています。

ということで、発達凸凹児の我が子たちを文字通り支援&育成しながらも、社会との接点を探るべく、東奔西走しております☆彡

この本は、懐かしくも重要な視点を教えてくれるので、紹介してみました。専門書だから高いです。3500円+税。最近の大学生、本読まないよね(涙)

※写真は、今は亡き、我が家のアイドル、ジャンガリアンハムスター💛名前は、サファちゃんでした。今は、パルちゃんがいます。夜中に走り回って元気なハムスターに癒されてます。

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