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「表現する場」の大切さ

チームの活動が再開した。
少人数制のグループトレーニングというフェーズでの再開だったが、約1ヶ月半ぶりに本格的なサッカーのトレーニングをした。

久しぶりにボールを蹴るとやっぱり楽しくて、シーズン中に結果や競争に対する欲や執着によって忘れがちになっていた、サッカーに対する「純粋な気持ち」を思い出すことができた

さらに、Jリーグの試合再開の日程が7/4(土)に決定。

サッカー選手に限ったことではないが、自分を「表現する場」があるということは大きな幸せだと思う。
活動自粛の期間も、自分なりにこの時期にしかできないトレーニングに打ち込んできた。もともとトレーニングは好きだし、自分の身体と向き合うことも得意としている。

しかし、どんなに好きであったとしても、成果を表現する場がなかったら自分をギリギリまで追い込めるだろうか?というと、無理だと思う。
僕らには「表現する場」があるから、キツいトレーニングも地味なトレーニングも、それが同じサイクルでも努力を続けることができるのだな、と。

好きな事を最高の環境でできて、お金をもらえて、自分を「表現する場」がある。
さらに、自分のプレーしている姿が誰かに夢や勇気を与え、クラブがある地域に貢献できるという社会的価値もある。
そして何より、その活動を応援してくれている人たちがいて、多くの人に支えられている。
サッカー選手として、この幸せを噛み締めながら、支えてくれている全ての方々への感謝をプレーで表現する

この厳しい状況の中で最前線で戦ってくれている方々に、今度は僕らが勇気や希望を届けられるように最高の準備を積み重ねよう。

日程が決まった今、逆算して準備ができるようになったことで、感じたことでした。

鈴木大輔

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