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~離島で学校を創る~ @失敗できる

非認知能力

非認知能力は、学力のように1人で身につけられるものとは異なり、集団での行動の中での困難や失敗、挫折などの経験を通して養われるものが多い。

しかし、世の中はものすごい勢いで失敗できない環境が整っていく。

苦しい思い、苦い思い、嫌な思い、そこから学ぶことは多い。困難に立ち向かうときのエネルギーほど人を成長させるものはない。と思うが、それを経験すること自体が、誰かの落ち度として責められる社会になってきている。

何か起こると、みんな責任の矢印が相手に向かう。自分に向ければ成長に繋がるのに。

自然を相手にしていると、困難を沢山与えてくれる。

せっかく丹精込めて育てた農作物を、誰かにめちゃくちゃに荒らされると大変な迷惑行為だが、台風によって作物が台無しになるのは、誰の責任にも出来ない。収穫前に猪に食べられるのも仕方がない。そこがいい。

日照りが続けば、雨が恋しくなる。雨が続けば、太陽が恋しくなる。

自然と共存して生きるということは忍耐がいる。

だからこそ、謙虚に、感謝の気持ちが育まれる。教室の授業で学ぶことではない。


非認知能力 (ひにんちのうりょく)
別称・英語表記(Non Cognitive Skill) テストでは測定できない個人の特性による能力。意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、測定できない個人の特性による能力。学力(認知能力)と対照して用いられる。学術研究によって、非認知能力の高さが学歴や雇用、収入に影響することが明らかになっていることから、幼児教育の分野で注目を集めている。非認知能力は、学力のように1人で身につけられるものとは異なり、集団での行動の中での困難や失敗、挫折などの経験を通して養われるものが多い。(https://edtechzine.jp/glossary/detail/非認知能力より引用)

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