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#53-ぬかとゆげ-サウナで地域を長寿の街にしようとする人と施設の話 狂犬ツアー報告記⑤

おはようございます。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。

木下斉さんによる狂犬ツアー報告記
5記事目となります。


リトリートって?

今回のツアーのテーマは「ローカルリトリート」
リトリートってなんとなくの意味しか分からないので、調べてみました。

リトリートとは、仕事や生活から離れた非日常的な場所で自分と向き合い、心と身体をリラックスさせるためにゆったりと時間を過ごす新しい旅のスタイル。
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「Retreat(リトリート)」を英和辞典で調べると、主な意味に「退却」「後退」「退却の合図」「静養先」「隠れ家」「避難所」「潜伏場所」「黙想」などの言葉が出てきます。

じゃらんニュースより抜粋

ぬかとゆげについて

今回のプログラムの目玉の一つが、
米ぬか酵素風呂と5種類のフィンランド式サウナが体験できる温浴施設「ぬかとゆげ」のツアーでの貸し切り体験でした。

オーナーの吉岡直樹さんは京丹後で「よしおかクリニック」を経営される整形外科医。内科医の奥様と一緒に営まれる開業医です。
年間5万人が来院される、ハイレベルなスポーツ整形外科。なんと福井や鳥取から来られることもあるそうです。
(ツアーでクリニックの見学ツアーもあったのですが、総合病院みたいに設備が整ってて、「整形外科」のイメージを覆すものでした・・・!!)

サウナが自律神経をととのえることに有効で、私の回りではちょっとしたブームになっている向きもあります。

⾃律神経系の障害を伴う治療は難しく、未然に防ぐ・軽度のうちに改善する 予防医療の必要性があると感じ、その時、サウナ・酵素⾵呂と出会い医療連携する可能性を感じた
とオーナーの吉岡さんは言います。

予防医療のための温浴治療施設
まさしく現代の湯治場がぬかとゆげのコンセプトです。

酵素風呂

ぬかとゆげがただのサウナ施設と異なるところは、この「酵素風呂」があるところです。
このツアーの前に、一度だけ友人が携わっているということで、体験したことがありました。
まずはビジュアルイメージから。

これは、昨年ぐらいに初体験した時のものです

米ぬかが持つ有機微生物による自然発酵した時に放出するエネルギーのみで生まれた熱を利用した入浴法。酵素の働きを助けるビタミンやミネラルの栄養素が多く含まれています。

入っても信じられないのですが、そのほかのエネルギーは一切与えていません。人工的な熱エネルギーとは違い、 骨や内臓の身体の芯から温まり、 血液の循環が良くなる効果が期待できます。
(温度60度〜70度 (体感温度は、42度前後))

米ぬかは100%京丹後産ので、新鮮なものでないと、酸味のあるいやなにおいがするそうです。使用後は良質な肥料として使われます。
ぬかとゆげは、管理が徹底されていて、施設に入るやいなや焼きたての黒糖パンのような香ばしい香りを感じました。

・基礎体温の上昇 ・免疫力の向上 ・基礎代謝アップ ・美肌効果 ・リラックス効果 ・冷え症 ・生理痛、腰痛の緩和 ・便秘解消
などに効果が期待できます。

20分ほどの入浴。
今回のツアーで体験しましたが、全身が芯からほかほかして、最初は「耐えられるかな・・・」というぐらいの熱さを感じましたが、次第に慣れてきて、最後にはうとうとしてしまい・・・。
新感覚体験です。
発汗もあり、香りもあり、「酵素」のイメージも相まって体にすごくよいことをしている、という感覚。

5つのサウナ室があり

ぬかとゆげにはコンセプトが異なる5つのサウナが設置されています。
私のサウナのイメージは、銭湯やスーパー銭湯で男女に分かれて、入浴するスペースの一角に少しサウナ室がある、というもの。
大きなスーパー銭湯でも、せいぜい2種類程度のサウナ室しかありませんでしたが、ぬかとゆげのバリエーションは5つ。

詳しくはこちらをご案内ください。

各部屋ごとに予約します。
貸切風呂みたいなイメージですね。
なので、同じサウナスペースの範囲であれば、老若男女問わず、一緒に入ることができます。
水着の着用は必要です。

今回のツアーでは、全施設貸切だったので、あちこち横断的にサウナを往来しながら色んなサウナを楽しめました。
そこで出会った仲間たちと思い思いに話しながら「ととのいタイム」を楽しみました。
こんな時間もサウナの醍醐味ですね!!

やはりできる人はリアクションが早い-オーナー/吉岡直樹さんという人-

すでにお話していますが、吉岡さんはぬかとゆげはご自身の事業の一つであり、ご本業は「整形外科医」であります。
しかも、そのクリニックは(繰り返しになりますが)バカでかくて、すごい設備が整っていてびっくりしました!
下世話な言い方ですが、ものすごくお金がかかっています!

そんな吉岡さんは今回のツアーのホスト役を担ってくださいました。

今回のツアーで大変お世話になった方の一人です。
本当に本当にお世話になりました。

人柄も素敵で、柔らかな人当たり。話しやすい雰囲気を作って、周囲を和ませ、ぬかとゆげサウナのごとく、ツアーを絶妙にととのえておられました。

ツアー前、ツアー中は連絡事項等LINEのオープンチャットでやり取りをしていたのですが、あらゆる事柄に対して、素早くリアクションをくださりました。
「おススメのディナー処」については、生成AIが答えるがごとく、ババババッ!!とリンク先情報をくださったり。

やはりできる人は、リアクションが早い・・・!
木下さんもいつも言っておられること。

吉岡さんとのご縁ができたことも、ツアーの大きな思い出での一つになりましたし、至らぬ私が参考にさせていただく部分がたくさんありました。


ここはまた戻ってきたい施設。
吉岡さんにもまたお会いしたい。

この記事執筆事前(ツアーから1週間)で再訪した人もいます笑

吉岡さん、改めてお世話になりました。
ありがとうございました。


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