マインドフルな医科学：感情は炎症と関連する!?

身体の慢性炎症は，
老化の最大要因
ともいわれておりますが，

今回は，
炎症と感情の関係性
を調べた研究についてメモ．

◆炎症と感情の関連性研究
Graham-Engelandら（2018）の研究について，
以下に超ざっくりな要約．

目的：研究疑問「感情状態と炎症レベルに関連はあるのか」
方法：成人220名を対象として，感情，C反応性タンパク質（CRP）と7つの末梢炎症性サイトカインの血漿レベルを14日間に渡り測定．関係性について分析．
結果：ネガティブ感情は炎症性サイトカインと強く関連しており，男性のみポジティブ感情とも関連していた．
結論：感情状態が炎症に関連する可能性を示唆．

ネガティブ感情（不安，心配，怒りなど）
の状態だと
身体の炎症まで強くなるよう．
（＝老化が早まってしまうかも）

マインドフルネス瞑想，
感情・ストレスをコントロールする
心理学的手法（過去にメモ済み）
を駆使して，
気持ちをリセットしていきたいですね．

また，本日8月28日は
『天赦日』
最上の吉日でもありますので，
寺社参拝，
そして日頃の感謝を行い，
気持ちを穏やかにするのも良いかと．
（最後はスピネタw）

◆文献
1)Graham-Engeland JE, et al: Negative and positive affect as predictors of inflammation: Timing matters. Brain Behav Immun 74: 222–230,2018. doi: 10.1016/j.bbi.2018.09.011

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