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6/22ことばのワークショップと、重なる層や透明の紙について

こんばんは。
今夜はふたご座で新月を迎えました。
フライングで昨日、思いが湧いて
instagramにつづった内容を
こちらでも掲載します。

まずはお知らせ。
今月、夏至の翌日6/22(土)14:00~
国立は書店有給休暇にて
ことばのワークショップを
ひらいていただくことになっています
予約開始しましたので関心ある方はぜひ


また、ざびえるひとみさんによる
『ひとの世界 とりの世界』展開催期間中の
ひとつのワークショップです。
展示はもちろん店内および企画イベント等も
併せてお楽しみくださいね。@xavierhitomi

さて。

さいきん感じていることや重ねてきたことを、
今の自分がWSとして
どんなふうにおとしこめるか、
考え感じながら「レイヤー」という
ワードが浮かんでいます。

層。

言葉は、
何かをきりわけることもできるけれど、
なにかとなにかのあいだを繋ぐこともできる。
そのとき言葉にできないものも醸しながら、
ふくよかにあらわれ、
おもいもよらないところを
動かすことがあるようです。
カーテンが揺れると、
へやにはまたちがう光が入るみたいに。

言葉の「奥行き」を、
なにより胸の中で感じられたら。
ひとときの思考や、だれかと交わした会話に、
そこまでとらわれないようになるレッスン、
ともなる気がしています。

なによりわたしがより気楽に暮らしていくため
少しずつ学んできたことは
それだったとも言えるようだし、
書き続けていくためにも
とても大切な感性でした。

表面を見ることを否定するのでも、
深読みすばかりをしたいのでもなく、
ぜんたいのままでありたいなあと、
言葉においても願います。


DM「とりの世界 ひとの世界」(ざびえるひとみ)


わたしが文具としての紙に
目覚めたきっかけは、
まだ小学生の低学年か、それよりも小さい頃、
当時イタリアはローマに住んでいた
従姉たちからもらったエアメール。
パラフィン紙のような薄く透けた
封筒と便箋にときめきました。

思い返せば、
詩画集タックチックボーンの表紙にも
そんな半透明のものを使ってもらったし、
ミドリノートの薄紙カバーこそ
愛用となった理由のひとつかもしれない。

書店有給休暇では、昨年
詩集『まくあけ』の企画展
「まくあけの、ひかり」
をひらいていただきました。
そのとき飾った展示物でも
やはりわたしは。。。

今回、そんな透ける紙を使った
ワークシートを用意して、
言葉の向こうの、もしくはこちら、
自由に行き来できることばを、
共に眺められたらなあと思っています。

とはいえ、まだまだどんな内容になるのか
たぶん当日までわたしにも
つかみきれないのだと予感しますが、
何かしら書きたい、
表現したいと思うことがある方や
想い、言葉と聞いてぴんと来る方は、
ぜひお問い合わせお待ちしています。


わたしの創作活動をサポートしてくださる方がありましたらぜひよろしくおねがいいたします。励みとし、精進します。