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階下から聴こえるギターの音色⑧響かせて

8回目となる今日は
タイトル「階下から聴こえる~」
の名づけを振り返ってみたいと思った。


明日は春分の日! 響かせていこう自分


まずはで綴った通り、
わが家の住居環境にゆえんする。
1階がギター教室で
主な居住空間は2階なのだ。

でもこれは象徴的な表現でもあり
階下、足元、土台、基礎。
そこにあるもの、ということ。

次に「ギター」「音色」には
特定のそれ以上に、
暮らしの相棒、パートナー
あとは「人」に限らず
好きな本や、趣味とか
自分を支える記憶、思い出、
知識、習慣なんかも含めたつもり。

そこには、つい
寄りかかりがちになっていたものや、
真実というより”思い込み”に近かったこと
なんかも含む。

安心感は大事だけど
それにより重くなっていること、
そろそろリニューアルしてもいいものも
例えばあったりするもの。

かといって、そのアイテムを思い切って
新調…という話しでは終わらず
対モノでも対人でも
見せられているのは自分、
見ているのは自分、
というのがこの世界の様相。

それを学ぶ場こそが日常であり、
暮らしなのだと、わたしもやはり
この日々をやりくりするなかで
ひたすらに学ぶしかなかった。

また、思考というのは遊ばせていると
気を上昇しっぱなしにする。
地に足を付けて、
天と地とのはざまで
生かせてもらう存在として
その両方と交流し
想いも思考も巡らせたほうが
自分の肚に落ちてくる。
感覚が、目覚めてくる。

わたしが師と呼びたい存在は
いつもそのバランスが良く見え
その影響を積極的に受けたいと
思ってきた。
そこに変わりはないけれど、
でもそれを自分なりに続けてきた中で
バランスのとり方ほど
独自の物はないと思い至る
(と、ふと気づく)。

階下から聴こえるもの。
足でふみしめるそこにあるものは、
自分自身の命、
呼吸の音だけだ。

「階下から聴こえるギターの音色」
という表題自体を考えついたのは
確かコロナ禍かその前かと思うけど
それぞれの単語がそれぞれの彩りで
わたしに語りかけてくるものがある。

月日を経てより意味深く。

わたしはわたしの音色を
あなたはあなたの音色を。
響かせよう、とこの春に誓おう。

そのあわいで動く気配
春は動く、うごめいている。





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