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100年後に子供たちが 住めない地球にならないために。 資本主義2.0の世界観を世界へ


人新世の資本主義や、マルクスガブリエルさんの本を読んだのですが、明著すぎて感動。まさに、ワンピース式経営を言語化してくれてるところもあり、より深まりました。そして、この経営のありかたは、まさに、世界に求められてる、資本主義2.0の世界観そのものでもあるのだと確信しました。


脱資本主義
= 資本主義2.0
= 脱独り占め、独占。
= 脱自然環境搾取。脱欲望主義
= 脱一社だけよければ。
= 共有財産化。コモン化。
= 協同運営、つまりティール化
= 脱株主利益最大化主義


資本主義を調べるところからしたのですが、面白いほど理解できました。資本主義はナイフのようなもので、扱い方によっては、よきパートナーであり、扱い方によっては人を殺す。実際友人の不動産系の経営者さんは、資本主義の行き過ぎで自殺した不動産オーナーさんを見たそうです。

資本主義は欲望を駆り立てる仕組みでもあり、経済発展や技術の進歩を促進したが、欠点も露出した。資本主義は資源の囲い込み、資源の搾取から生まれる価値を基本的に扱うので、貧困を必ず生み出すループにハマるみたいです。また、希少価値に値段がつくので、無限に希少価値製造する仕組みになる。先日、奥さんがシャネルの71万円のスカートを見つけたときに吐き気がしました。笑。シャネルが欲望を煽る。顧客が欲しがる。労働者からさらに搾取する。という、連鎖を起こす。私も小売をやってるので、それが悪いとは思いませんが、ただ71万円はやりすぎだろうと、、これが世界中で起こってるんだなぁと。

資本主義も扱い方しだいだと思ってます。ただ、このまま世界全体で欲望主義、数字主義で、やりすぎるのは、人の幸せ。人間性。自然環境。コミュニティや地域資源や街をどんどん破壊していく。という流れになりそうです。なので、資本主義2.0の世界をつくっていかないといけないと思ってます。自分たちの会社のためだけではなく、地球全体規模で、本当に大事な視点なんだと気付きました。

売上や利益や成長という分かりやすいものだけで、捉えるのではなく、地球全体、関わってる人や、地域全体や、子供の子供くらい、全体視点で捉えて、よりよくなるにはどうすればいいのか??という視点、哲学からスタートし、人の持つフローの自然エネルギーや集団で起こるフローの自然エネルギー、つまり人間的なエネルギーを作動させるような生態系をつくり、信頼をベースにみんなで協同運営していく。1人1人のパワーが最大限に発揮されていくことで、共同体としての組織や生態系もエネルギーが満ち溢れていく。

それはまるで、人の体の内部の組織がやってるような在り方であり、森や土の中や自然の中でも発生してる共存関係の生態系でもある。虎やライオンは自分が食べる以上に狩をしないで自然と共存してるように、我々も取りすぎない、やりすぎない、を大事にしていく。

資本主義のありかた、つまり会社のありかたが、次のステージに世界全体でアップデートされることが、100年後、地球が存続してるのか、子供たちの子供たちが生きていけるかにかかってるんだろうなと、改めて思いました。

コロナも、我々の資本主義が元で始まった、やりすぎを止めるために地球が生み出した免疫であるとしか思えなくなりました。人も地域の生態系のひとつでしかありえない。

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