闘う者達：2020年9月28日（月）

上半期最後の1週間。もう9月も終わり、早い。

と、仕事の話は置いといて、昨日はRIZINで那須川天心と皇治の対戦があった。
皇治は大雅との試合で実は結構好きになった選手なのだ。
厳密には、試合前のフェイスオフでの挑発が好きになった。
挑発における皮肉のセンスというべきか、その言動が実にユニークなのだ。

なので、今回の那須川天心戦も皇治よりで応援していた。
正直勝てる見込みは少ないとは思っていたが、結果は予想通りの判定負け。
皇治は打たれ強さが強みだが、あれだけ那須川の打撃をもらって
倒れないのは、本当にタフな証だろう。

試合内容には賛否両論あると思う。手数が少なかったのは事実だし、
打とうと思っても打てなかったのかもしれない。
ただ、今回Kー１からRIZINに移籍し、形はどうあれトップ選手である
那須川天心との一戦に持ち込めたのは、格闘技をビジネスという視点でみれば
間違いなく巧者だと思う。

スポーツで面白いのは、必ずしも強い選手やチームにファンが偏る訳でなく、
独特なセンスや個性を持つ選手に心惹かれるファンも多い。
自分も１番強い選手より、より個性やクセが強い選手に惹かれる傾向にあるので
皇治の様な色々な意味で独自性をもつ選手だから気になってしまうのだろう。

自分もキックボクシングをやっているので、強い相手と向かいあい、
その攻撃を受けつづけることの難しさや大変さは多少ではあるが体感している。
いくらタフとはいえ皇治も31歳、年齢的にあと何戦できるかわからないが、
今後も注目していきたいファイターだ。

今日の１曲：The Aztec Mystic - Knights of the Jaguar
もし自分がプロ格闘家だったら入場時に流したい曲。