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【世界の学び方④】街のレストランで異文化体験

アフリカフェスティバルでの出会いで「世界」への好奇心がより広がっていった息子。

外国の人と出会えたり、外国の文化を知ることができる場所が
他にもないかと考えました。
思いついたのが街にある「外国料理のレストラン」

外国料理のレストランには国旗がよくありますし、その国のごはんを楽しめます。
そして現地の方が働いていることが多いので、その国の人と出会えるかもしれません。

息子に聞いてみたところ「行きたい!」
今回も即答でした。

まずは渋谷にあるタイ料理のお店に行ってみました。

外国人観光客向けの案内があり国旗もたくさん

“いらっしゃいませー“
出迎えてくれたのはタイ人の方。

息子はすかさず
“Hi!“
“ Where are you from?“

タイ人のスタッフの方は笑顔で 
“Hi! I'm from Tailand“

“Thank you.“(息子)

厨房にいるタイ人のコックさんもこちらに向かって笑顔で手をふってくれました。

「通じたね!」
息子は英語が通じたことを喜んでいました。

そして「タイランドってどこだろう?」と国旗リストを取り出します。
タイの国旗を国旗リストで確認し、タイの場所を携帯でチェックしました。
「日本の近くだね」息子とタイについて少し話をしました。

そして食事を注文。
頼んだ料理はパッタイとガバオライス。(辛さは抜いてもらいました。)
息子はガパオライスが気に入った様子。

食事をしていると先ほど手をふってくれたコックさんが私達のテーブルにやってきました。そして、「おもちゃどうぞ。子どもこれで遊ぶよ。」
なんとタイの子ども達も遊ぶという、紙で作ったおもちゃをプレゼントしてくれました。

コックさんがくれた紙で作ったおもちゃ

思いがけないプレゼントに息子は大興奮!!!

「えっいいの!ありがとう!!」
「タイの子も折り紙みたいなもので遊んでいるんだね」
タイの子ども達が遊んでいる様子を2人で想像。
おもちゃはしっかりとしたつくりでした。
息子は紙の銃が特に気に入ったようで、すぐに遊び始めました。

帰る準備をしていると
「タイの言葉で“ありがとう“ってなんて言うの?」息子が聞いてきました。
携帯でタイ語を調べました。

お店を出る際、息子が店員の方に覚えたタイ語で
「コップンカップ」と伝えました。

お店の方も嬉しそうに
「コップンカップ!」「ありがとうございました。」
と返してくれました。

お店を出ると息子は
「次はどこの国のレストレランに行こうか!?」
とてもワクワクした様子。

レストランで過ごした時間が本当に楽しかったようです。

子どもと行くといつものレストランがこんなに楽しい経験と学び場になるんだと、私も想像以上でした。

お店を調べたりと色々準備をしていたのですが、、

その年は2019年。
その後コロナの感染が拡大してしまい
レストラン巡りは中止となりました。

それから3年がたち、息子も小学3年生に。

海外の人と出会う機会もなくなっていたある日の事
入った焼き鳥屋さんで外国のお兄さんが接客をしてくれました。

息子はお兄さんの名札を見てすぐに
「〇〇さんはどこの国から来たのですか?」と日本語で質問をしました。

お兄さんは「ベトナムから来ました」と笑顔で答えてくれました。
息子はベトナムの国旗を携帯で検索して「あっ、この国だ!」
嬉しそうにお兄さんに国旗を見せて
「この国ですか?」と積極的に話しかけました。

小学3年生になり人見知りもするようになった息子。
話しかける事に抵抗があるかと思っていたので
この咄嗟の行動にびっくりしてしまいました。

忘れていたかと思った経験が息子に根付いている。
「世界」について“知りたい“という好奇心は息子の中で今も広がっている。
息子の様子をみて、それを感じました。

好奇心からうまれた「世界の学び」は終わりがなさそうです。
息子の学びがどのように広がっていくか、またレポートしたいと思います。

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