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頭がパンクした時の感覚

仕事に追われつつ、こなしている仕事もなかなか終わらない。捌くのに時間がかかりすぎている。

そして案の定、また別の仕事を頼まれる。

先日はそれがことの他多かった。

最初は「やるぞ!こなしてくぞ!」と若干意気込みが強かったが、いつのまにか何もかもが頭の中に入らなくなってしまった。言われたことを記憶する、メモする、力はとうに無くなっていた。

いつもながらに呆れられ、その帰り道暫く頭を冷やした。

これが頭がパンクする感覚なんだろうな。


パンク=破裂というイメージが強く、空気を入れすぎた風船がパンッと弾けるような感覚を思い浮かべていたが、本当は少し違ったようだ。

頭がパンクする、ということは瞬間的に全てが弾けて壊れるのではなく、気付かぬうちに破けて頭に何にも入らなくなることなのだ。


ある段階で私の頭はパンクしていたのに、それに気付かずに仕事を捌こうと意気込んでいたのだ。

挙げ句の果て、するりとタスクが抜け落ちていってそれ以前のToDoも流されていってしまった。

できるのならば、もう少し脳を大容量かつ取捨選択の上手いタイプのシリーズに変えたい。それに特化できるようなものでいい。そしたら、こうして些細なことに病むような考え事もしなくてすむのだか。

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