本屋がアジアをつなぐ
石橋毅史
『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)
韓国、台湾、香港。東アジアにかつて存在した本屋、新しく立ち上がった本屋たちは、常に言論や表現の自由と向き合い、闘ってきた。
何を売り、何を置かないのか。それは正に未来そのものだ。政治や社会問題に、本屋の役割が無いはずがない。
私たちは本の中身だけを売っているのではない。その向こうにある自由を支え、未来を繋いでいるのだ。
あいちトリエンナーレ、日韓関係、香港のデモ。
日々悪い方に更新される国内政治、先行きの見えない外交問題。
この混迷の時代に、日本の“一介の本屋”ができることは。
私たちは、どんな旗を立てることができるだろうか。
「町なかの党外人士」という言葉が胸を衝く。
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