【川崎駅 ランチ裁判 判決】麺や 魁星 京急川崎店
今まで、最強のランチはサイゼリヤだと思っていた。
いや、今も最強はサイゼリヤであることに異論はない。
イトーヨーカドー津田沼店では『飲食店閉店バトルロワイアル』、最後まで残ったマクドナルドを打ち破り、とうとうサイゼリヤは独裁国家を立ち上げた。
やはり、サイゼリヤは最強だ。
だが、安くて旨いイタリアン部門以外に目を向けることに気づいた昨年、私はヒルメシクエストの旅に出た。
そして2024年、これが今年の #note書き初め である。
1月某日12:02
まさにランチタイムにたどり着いたのは
営業してるのか不安になるラーメン店である
正直、今までその存在に気づかなかった。
京急川崎駅の超マイナーな改札「西口」の高架下に位置し、
かわしんのボックスの背景と化した、
遠くから見ると周りが暗くて営業しているのか不安になる店。
それが・・・
「麺や 魁星 京急川崎店」である
よく見ると、ドア横に「営業中」の札があり、店内の電気も灯っていることから本当に営業していそうだ。
早速店内に潜入すると・・・
とんでもない状況が私を待っていた
店内は、私ひとりだった
え!?え!?今、12時ですよね!?(;゚Д゚)
ラ・・ラランチタイムですよね!?(;゚Д゚)
正直焦った、これはやっちまったのかもしれない・・・
しかし、もう後戻りはできない。
意を決してメニューを確認した。
うむ、味はしょうゆ、塩、コク塩があり、味玉、特製、ワンタン、チャーシュー推しのようだ。
ラーメンは900円からで、ライス120円をつけると1,000円を超える。
もちろん許容範囲だが、この立地を考えるとコスパはやや低めか。
さて、何を注文しようか・・・
最近は塩にハマってるので塩・・・
チャーシューの実力もみたいので・・・
かな。
【注文内容】
塩チャーシュー麺 1140円
注文を終え、店内でひとりラーメンを待つ。
ただ・・・
サイッコーに気まずい(*´Д`)
ここ、カフェでしたっけ?
と聞きたくなるような20代と思しきスマートな女性(カフェ店員風)店員二人が黙々と仕事をする中、食欲の化け物と化したおっさんがぽつんと待つ。
この空間にこの3人は、本当に気まずい・・・
ただ、このおしゃれ女性スタッフがいる店内の雰囲気は昭和だし、BGMがキョンキョンのスターダストメモリーが流れてきたとき、色んなアンバランスさにほっこりした。
とりあえず、店内を観察することにした。
調味料は白胡椒と黒呼称のみ、残念ながらにんにくはなかった。
こちらのお店は券売機ではなく、口頭注文の後会計。お会計は席で行うがpaypay支払いも可能なのはうれしい。
ん?小さくティッシュ・爪楊枝はゴミ箱へと書かれているがティッシュが見当たらない・・・
うーん、開店直後で出し忘れとか??
かと思い目線を左に向けると
衝撃の展開が!!(;゚Д゚)
コーナーにティッシュ専用席があったのだ
なんと独特な・・・、鼻をかみたかったらこの席で鼻をかみ、ゴミ箱に捨てろということか。
まぁ、ある意味で効率的かもしれない。紙の無駄遣いも減りそうだし目の前にゴミ箱があるから間違って丼にティッシュを入れてSNSでボコボコにされることもなさそうだ。
それにしても、
なんだか店内が肌寒い
張り紙にエアコンの調子が悪いようなことが書かれているが、お店の構造上の問題だろうか、なんだか肌寒い・・・
などと思い耽っていたまさにその時…
ガラガラ!!
「塩わんたん 薄めで!!」
ガラガラ ピシャ!!
恐らく、常連なのだろう。
50代と思しき女性が店に入るやいなや「塩わんたん 薄め」と注文し、再び外へ出て行った・・・
彼女がどこへ行ったかはわからない、いや彼女は幻だったのかもしれない。
ただ、常連が醤油でもコク塩でもなく塩を選択したという事実。
この事実は、私の選択が間違いではなかったことを立証するにふさわしいエビデンスだ。
そして、待ちに待った塩チャーシュー麺が着丼。
おお、さすがはカフェ店員風店員が作っただけはあり、丼はおしゃれである。
盛り付けも美しく、非常に上品な印象を受ける。
まずはスープを一口・・・あれ!!旨いじゃん!!
上品な細麺をすすってみるとこれもスープの味が絡まってうまい。
続いてチャーシューを食べてみると
「う・・・」
食べた箇所が悪かったのだろうか?やや臭みがある。
好き嫌いの範疇かはわからないが、もし次回来るとすれば、チャーシュー麺にはしないだろう。
食べ進めている頃、さきほどの幻常連客が入口近くの席に座った。
それとほぼ同時に、塩わんたん薄めが幻常連客へと提供される。
ま・・まさか・・・
あの常連客・・・、近くのヨドバシアウトレットでウィンドウショッピングを楽しみつつ料理が出てくるタイミングで戻ってきたというのか!?
だとすれば・・・
なんてタイパに厳しいお方だ(;゚Д゚)
ま、そんなことはどうでもいい。
あっさりと食べやすく、ちょうど良いボリューム感もありものの数分で完食。うん、チャーシューはイマイチだったけどラーメンはおいしかった。
最後にトイレチェック。ウォシュレット完備で安心してトイレは利用できそうだ。
ま、欲を言えばもう少しきれいにできる。例えば、ウォシュレットのボタンにややほこりがついていたので、そのあたりを気を付ければなお良しだろう。
【川崎ランチ裁判 判決】
主文「麺や魁星 京急川崎店」は、リピート可能性70%
・ラーメン900円~の価格設定とボリュームを鑑みればコスパ低め
・ラーメンはおしゃれ、内装とBGMは昭和という謎
・注文するならラーメン一品、以上が無難
食べ終わった頃、店内にT-BOLANの名曲が鳴り響いた
Bye for Now(とりあえず、さようなら)・・・
そう口ずさみながら、私は店を後にした。
おしまい。
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