9-7 ビール名所めぐり #7 ビアライゼ'98(新橋)
缶ビールをお気に入りのグラスに注いで、部屋で誰の目を気にすることなく気兼ねなく飲むのは、もちろん美味しいのですが、ビール注ぎ名人の手による一杯は、別格の美味しさがあります。今回、ご紹介するのは東京・JR新橋駅から徒歩3分にある超有名なビアホール、ビアライゼ'98(BIER REISE'98) です。
日本ビール検定の公式テキストでも、ビアホール筆頭で名前が挙がるほどの名店です。ビール好きだと自称するなら、ぜひ一度は訪れてもらいたいビアホールです!
なにかが違う、マルエフ!
ビアライゼ'98 に行ったら、まず最初に注文すべきはマルエフ一択です! 見た目から泡とビールのバランスが完璧で美しい注ぎ具合なんですが、これを一口飲むと、、、なにかが違う! ビールの旨みってこういうこと!? と唸ってしまう美味しさがありました。すごいです。
2杯目はピルスナーの元祖、ピルスナーウルケルです。ここでは樽で出してくれます。缶では感じなかった、ちょっとのハーブっぽさとスパイシーさがあって料理にめちゃくちゃ合います!
最後の方では、隅田川ヴァイツェンもいただきました。フルーティさがデザートやカクテル感覚で味わえるので食後酒にちょうどいいです。
ビールに合いまくる料理も凄いぞ
メニューは、すごく種類があるというわけではないです。絞られた名品の中から、今回はジャーマンソーセージ3種盛と名物のメンチカツをご紹介します。ソーセージは見た目からヤバいですよね~。ビールにピッタリで、もう何も言えません(笑)。
満腹具合と相談になるかもしれないですが、名物メンチカツをぜひ頼んでもらいたいです! このメンチカツは私史上 No.1です。衣はカリカリを通り越してガチガチザクザクです(笑)。ナイフで簡単に切れない堅さなんですが、これがお肉と合わさると食感がとても良くなって、パクパク進んでしまうんですよね~
肉汁すごいし肉感やお肉の美味しさも強かったですけど、これらをマルエフやウルケルで流しこんだら、一日の疲れなんかぶっ飛びます。ボリュームも結構あって、夕食なら1個を2~3人でシェアしてちょうどいいくらいだと思います。きっと、ビールもたくさん飲んでるでしょうし。
他にも冷やしトマトもあればパッタイとか、バリエーション豊かな厳選されたメニューが楽しめるから、簡単には飽きそうにないですね。この店に通うため、新橋に住みたくなりました!
気取らない昭和レトロでカジュアルな雰囲気と優しい接客
名店と呼ばれるお店なので、ちょっと堅苦しさがあるのかな~?とちょっと思っていましたが、そんな予想とは真逆のとても親しみやすい店内でした。席が空いていたらフラッと入って、グイッと飲んで、サクッと出ていくこともできます。そんな贅沢、やってみたいな。
伺ったのは土曜日だったのですが、近くで何かのイベントがあってお店も予想外の混雑だったらしく、オーダーがしにくくて待ち時間もありました。帰り際に女将さん?が「今日は混んじゃったけど、これに懲りずにまた来てね」と声をかけてくれて、なんとも親しみやすい名店でした。
まだまだサポートしてもらえるような実績はありませんが、ご期待に応えられるよう頑張ります!