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コーヒーブレイク(におい、香りの意外なチカラ)

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においや香りの意外な効果をトピックスとして投げ込もうと思います。 もちろんできるだけ科学的根拠のあるものを中心に・・・・・・ 「におい、香りのチカラは無限大∞」
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2018年2月の記事一覧

「実家のにおい現象」香り製品をデトックスしてみる

「実家のにおい現象」香り製品をデトックスしてみる

いつものシャンプー、いつものボディーソープ、いつものクリーム、いつものヘアコロン、いつもの洗剤、いつもの柔軟剤、いつもの・・・・・・。
様々な香り製品が市場に出回っています。
しかし、人の鼻は同時に、そして器用に何でもできるほど高機能ではありません。

普段使っている香りの製品たくさんあると思います。その製品を毎日使っているとこんなことが起こります。

最近自分の使っている製品の香り、なんか弱

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もくじ

マガジン:コーヒーブレイク(におい、香りの意外なチカラ)のもくじ

あなたはまだ嗅覚の本当のチカラを知らない

アフリカゾウはヒトの5倍!

ストレスを減らしたければ恋人のにおいを嗅ぎなさい

香害の加害者は、なぜ加害者になるのか?

「実家のにおい現象」香り製品をデトックスしてみる

鼻の洞窟を広げると嗅覚がみるみる上がる 

香害の加害者は、なぜ加害者になるのか?

香害の加害者は、なぜ加害者になるのか?

香害。
香りの製品が増えれば増えるほど、増加する事が簡単に予想される害。
そもそも、香害とは何なのか?
ネットで話題になっているのは「香水・フレグランス」の香りの強さ。
もうひとつは、最近増加している「衣料用柔軟剤の香り」の使いすぎによる強い香りの拡散性。
昔で言えば、香水。今はフレグランス。ここでは統一してフレグランスと呼びます。
フレグランスの香りについては昔から言われていることでした。とくに

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あなたはまだ嗅覚の本当のチカラを知らない

あなたはまだ嗅覚の本当のチカラを知らない

はじめまして、ショウジヒロユキといいます。
様々な問題を「嗅覚」という視点で考えたい。そんな思いからnoteをはじめます。

さて、ステレオタイプ的な定義です。
「嗅覚は鼻にある感覚で、においを嗅ぐのに必要な感覚です」
これ合っていると思いますか?
嗅覚のキーワードとして、脳、鼻、におい、臭い、匂い、香り、薫りなど表現は様々ですが、必ず鼻が絡みます。
しかし、嗅覚はカラダのどの部分にも絡みます。

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ストレスを減らしたければ恋人のにおいを嗅ぎなさい

ストレスを減らしたければ恋人のにおいを嗅ぎなさい

においでストレスを低減できるのでしょうか?
できるとしたらどんなにおい?
ブリティッシュコロンビア大学の研究が教えてくれます。

「ストレスを減らしたければ恋人のにおいを嗅ぎなさい」

96人の女性に3つのにおいを嗅がせ、ストレステストを行いました。(恋人のにおい、見知らぬ人のにおい、中立的なにおい)

恋人のにおいを嗅いだときストレスが低減し、見知らぬ人の香りのときストレスが上昇しました。

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アフリカゾウはヒトの5倍!

アフリカゾウはヒトの5倍!

何がヒトの5倍?
においを認識する遺伝子、嗅覚受容体。これによって脳がにおいを認識します。
単純にその数が多ければにおいがたくさんわかると想像できます。1つの受容体につき1つのにおいが認識されるわけではないので、単純に数が多ければにおいがよくわかるとは言えません。しかし、多ければよくわかるだろうと想像はできます。

ヒトを含む13種類の有胎盤類のなかで、最強の数の嗅覚受容体を持つのは、「アフリカゾ

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