「実家のにおい現象」香り製品をデトックスしてみる
いつものシャンプー、いつものボディーソープ、いつものクリーム、いつものヘアコロン、いつもの洗剤、いつもの柔軟剤、いつもの・・・・・・。
様々な香り製品が市場に出回っています。
しかし、人の鼻は同時に、そして器用に何でもできるほど高機能ではありません。
普段使っている香りの製品たくさんあると思います。その製品を毎日使っているとこんなことが起こります。
最近自分の使っている製品の香り、なんか弱いんだよね。
こんな経験したことありませんか?
例えば、一人暮らしや親と離れて暮らしている方。
実家に帰ったとき、実家のにおい、気がつきますか?
もし、この問いにに気がつくと答えられる方、一度香りの製品デトックスしてみてください。
なぜかというと、実家に住んでいたときのことを思い起こしてください。
たまに実家に帰ると実家のにおいに気がつきます。実家に住んでいるときにそのにおい毎日実感していましたか?
実感していましたよ!って方、どれくらいいるでしょう。
私も実家に帰ると懐かしいにおいを感じます。実家から学校に通っていた学生時代、実家のにおいを毎日実感していたとは到底思えません。実家を離れて気がつく実家のにおい。
毎日の香り製品のにおいと原理は一緒です。
「実家のにおい現象」と名前をつけてみます。
いつもいるとわからない実家のにおい。
これを置き換えて、いつも使っているとわからない香り製品のにおい。
まさに毎日使う製品のにおいは、「実家のにおい現象」と同じことが起きているのです。
一度デトックスしてくださいの意味がわかるるでしょうか?
私もヘアージェルを使っていますが、毎日使っているとその香りがあたりまえになり気になりません。
デトックスの仕方は簡単です。
** 一度違う製品に変えてみる。**
そうすれば、新しい製品の香りはしっかりと感じることができます。
これを様々な普段使いの製品に応用してください。
いつものシャンプー、いつものボディーソープ、いつものクリーム、いつものヘアコロン、いつもの洗剤、いつもの柔軟剤、いつもの・・・・・・。
この香りのデトックスで期待できる効果
** 一度デトックスをするので、再度いつもの香り製品に戻ったとき、感じる香りの新鮮な評価が出来るようになります。**
つまり、
毎日同じ香り製品を使っているとその香りに自分の鼻が慣れてしまう。
だから、
自然にどんどん使う量が多くなっても香りは気にならない。
したがって、
周囲に強い香りを振りまいている状況に気がつかない。
香りのデトックスの意味は自分の使っている香りの影響、まわりへの思いやりです。
意図的に強い香りを振りまきたいと思う人ってそれほどいないと思います。
ただ知らないうちに鼻が慣れてしまい、香りの強さに気つかないだけのことが多いと思います。
だから、一週間程度、週に一回、週末だけでも構いません。一度香りの製品デトックス。別の香り製品にちょっとの期間切り替えて、自分の鼻をリセットしてください。
できれば、マナーやエチケットのように習慣にしてください。
そうすれば、香りに関してまわりといい関係をつくれると思います。
** 香りが強いのはワザとではない。それなら一週間程度、少なくても週一で香り製品のデトックス。いつもと違う製品にちょっと切り替えて、自分の鼻をリセットしよう!**
最後にそのメカニズムを。
「嗅覚順応」という現象があります。ひと言で言うと嗅覚が香りになれてしまうということ。
その慣れてしまった香りから一度離れることで嗅覚をリセットするのです。
この「嗅覚順応」よい面もありますが、少し厄介者です。
受け取る人によってどうも働きが真逆のようです。
それについては、今後少しずつ触れていこうと思います。
少しでも参考になれば幸いです。今日もありがとうございます。
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