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●「起業しましょう」や「やりたいことをやって生きましょう」に疑問

大企業が倒産する時代で、リストラが進んでいる大企業がある。そんな中で、副業解禁、そして「起業しましょう」や「やりたいことをやって生きましょう」ていう声があがり、それらに疑問を抱きます。


私は「他人の意見。情報に惑わされてはいけない。」と思います。


大切なのは、自分の頭で考えて答えを出すことですね。人生はこう生きるべきという答えはありません。自分の幸せの為に、自分の人生を自分で決めることが大事


現在、私が上記のことで疑問を抱くのは下記のことです……


「今の世の中、先行き不安定で、雇われて生きる時代ではないから起業しましょう。」とか、「大学なんて行っても意味ない。起業しよう」という類。


まず、「雇われて生きる時代ではないから起業しましょう。」という意見について。世の中がこうだから…などの理由で事業を起こしても長く続けられるはずもないし、素人がやれる程、個人経営は甘くないと思います。実際、統計を見てもわかりますが10年間経営できる企業もそんな多くないです。


そもそも、誰がそういうことを言っているのかを考えると、正統性はないと考えられます。


次に、「大学不要論」について。医者、弁護士、教師になるには大学に出ていないとなれません。専門的な仕事をするには大学が必要です。もし、大学がなくなり、大学に出ていない医者、弁護士、教師がいたらと考えたら怖いです。会社の社長やビジネスマンになりたいのだったら、大学は特に必要ないと思いますが。また、社会で働くとなると、人間関係において対等というのは難しくなります。職種や組織によって、縦構造になり良好な人間関係を作るのが難しくなり、人間的成長する機会がなくなります。だから、良好な人間関係を築き、人間的成長する為にも、大学は必要だと思います。大学に入ると、学生という身分が与えられて自由です。年齢、国籍など関係ありません。皆、対等で自由です。こういったことから、学生時代に培う人間関係は質が違います。だから、人間的成長する為にも、大学は必要です。



最後に。今の世の中、「好きなことをやって生きる。やりたいことやって生きる」といった説もありますが、それも上記2点と同様におかしいです。


全ての人間が好き勝手にやりたい放題やったら、どうなるか?国が崩壊します。経済が止まります。


人が生きていく上で、大事なことは、責任感と利他的行為だと思います。やりたくない辛い仕事でも、顧客と家族の為に頑張ってる人は信用できます。なぜなら、責任感のある利他的行動が信用を産むからです。そして、責任感を持って利他的に行動できる人は、どこに行っても通用すると思います。なぜなら、信用があるからです。

やりたいことやって生きるという恣意的な生き方は、結局、「破滅」を導くと思います。もちろん、責任感を持ち、他者に価値を提供しているなら別の話になると思いますが。


「これからの時代は○○」とか「起業しましょう」とか、様々な情報や他人の言葉に惑わされてはいけませんね。いつの時代でも通じる大切なものを持っていれば、世の中がどうなろうと大丈夫だと思います。

いつの時代でも通じる大切なものは責任感や利他的行為ですね。これが人としての魅力であり、本当の価値だと思います。これが、信用や信頼に変わります。

世の中の情報に惑わされずに、責任感、思いやりの心を持ち、利他的になることが大事だと思います。


知識人とは、良識を持って、正しい考えをし、判断できる人のことをいうと思います


こちらの記事にも、客観的な意見が書かれています。参考に

https://asosori.com/live-doing-like/

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