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読書会&ファシリテーター

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記事一覧

読書会を11年続けてわかった「学び方の極意」とは…

全国に多くの学び仲間が出来、いろいろ相談にも乗って来ました。ほとんどの人が学ぶことを目的にし、ほとんどの人はその良し悪しを講師や運営の問題と言います。私も上手い、下手、おもしろい、つまんない…など評価に晒されて来ましたが、今や私だけの問題ではなく、「場」の課題だと言い切れますので、気にしていない自分が居ます。

視点を変えてみれば、自分の「学び方」を探している人は無意識に「しっくり来ない」その学び

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「アドラッカー」的な読書会参加のススメ!

「読書会」って何って方もいるでしょうが、いわば「新たな学び場」であり、「新たな学び仲間の定例会」です。いろんな学び、いろんな学び方、いろんな人が集まって出来たサークルとも言えます。

現在、そんな「学び仲間」が、趣味の仲間の枠を越えて、公私で連携・連動し、良い関係になってるって方が多くなっています。学生の頃のように会い、または同僚以上に仕事していたりします。

なぜ読書会に参加するとそうなるのか…

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経営者向けの古典的名著の読み方とは…

「経営者は古典を読め!」とは、ある尊敬する先輩経営者のお言葉です。多くの先輩方が同じようなことをお話してますね。それは何故か… これは別の機会にするとして、古典を読む際の工夫と言いますか、読み方があります。今回はここに焦点を合わせてみます。

いろんな学びを経験すると、時代や地域の違いを嫌でも経験します。私が十数年来学んでいる『易経』はもはや現代語訳されなければわからず、そんな先生の元で解説を学ば

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スペンサー・ジョンソン『チーズはどこに消えた』シリーズで読書会する方法

読書会ファシリテーターを始めて11年… 読書会に定着するまでの企業研修の3年を併せて約14年間、毎月欠かさず平均5-6回を開催して来ました。使用した本は30冊以上… ドラッカー、アドラーでの両巨匠でそれぞれ5-6冊、続いてスペンサー・ジョンソンが4冊、その他いろんな名著を月に1章ずつ読んで来ました。

今回はスペンサー・ジョンソンの『チーズはどこに消えた?』『迷路の外には何がある?』『頂きはどこに

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読書会ファシリテーターをお薦めする訳

読書会とは…
「マネジメントの父」ドラッカーの本を一緒に1章ずつ読み進める「読書会」… 大学や大学院の「外書講読」をヒントに、難解なドラッカーの著書を読み進める醍醐味は「登山」「マラソン」に似て、読み終えた時の達成感は清々しかったりして大好きです。
 私自身、父の書斎で『経営者の条件』の初版本(1966年)を見つけ、それをキッカケにドラッカー本との縁が出来ました。その後、不思議とドラッカーマネジメ

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