読書会ファシリテーターをお薦めする訳

読書会とは
「マネジメントの父」ドラッカーの本を一緒に1章ずつ読み進める「読書会」… 大学や大学院の「外書講読」をヒントに、難解なドラッカーの著書を読み進める醍醐味は「登山」「マラソン」に似て、読み終えた時の達成感は清々しかったりして大好きです。
 私自身、父の書斎で『経営者の条件』の初版本(1966年)を見つけ、それをキッカケにドラッカー本との縁が出来ました。その後、不思議とドラッカーマネジメントにのめり込んで行きました。※詳細は別の記事で…

読書会ファシリテーターとは
 読書会ファシリテーターは、現ドラッカー学会共同代表の佐藤等さんとの出会いと佐藤さんからのアタックがあったのがキッカケでした。「やってみない?!…」と背中を押され、先の「外書講読の要領でなら… 」とやり始めました。かれこれ11年目。時にファシリテーターというより「先生」になってしまうこともありますが、「一緒に読み進める」ことで学ぶ気持ちは失せず、続けることができています。
 読書会ファシリテーターになると出会すのが「学び方の多様さ」です。みなさんそれぞれの学び方があります。私は、本を読み、本にメモをし、メモを実践し、理解する(理解を深める)タイプ。読書会で多いのが、学校の形式に似た、人の話を聴く、ノートに書く、人に話して理解するタイプ。五感をフルに使って読む、聞く、書く…ってタイプの方もいますね。タイプがわからない方も多かったりしますね。
※この「自分の学ぶタイプを知る」も後日…

読書会の成果
 ただ、学ぶだけで終わらないのが「読書会」で、他人の目、仲間の目が良い刺激になり、実践に向かいます。実践を有耶無耶にする傾向が強い方は参加しにくくなります。もちろんファシリテーターも同様。ファシリテーターだから読まなくて良いことはありません。ファシリテーターの中にも「参考書」や「秘伝のメモ」があったりしますが、私にはそれは「忘備録」でしかなく、私の場合、ポイントになるキーワードや文章を準備して読書会に臨んでいます。人の話に沿って進め、それを楽しむのがおもしろいんです。

ファシリテーターの学び 
 こんなファシリテーターなら誰でも出来ますよね。本を読んで感想や意見があれば、当日に他の参加者のお話を聴き、自分の意見を混ぜ、みなさんの感想や理解の深まりを知ることができれば良いんです。これが意外に「学び」だったりするんです。気づくことがたくさんあります。ファシリテーターだからこその気づきだったりしますし、読書会の醍醐味だったりします。要約の時もありますが、私の経験が混ざった学びの深まりそのものだったりします。

読書会ファシリテーター、やってみてください!
読書会の始め方はまた後日…

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