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リアル書店が減り続ける世界で本好きにできることはないかと考える。

リアル書店が減っている!?
そう耳にしても、
実は、あまり実感がなかったのです。

今、書店の少ない街に住んでいるけど、
まったくないわけじゃないし、
土地柄かなぁ、なんて思っていたのかも。

でも、今年初めて
「ブックサンタ」に参加して
やっと実感しました。

本屋さんは少しずつ消えている。
気づかぬうちにじわじわと!

▼こちらの記事にも書いたのですが、
児童文学の棚ってものすごく少ないんですね。

絵本や知育系の本はあるんです。
しっかりといいポジションに。
でも、物語が圧倒的に少ない。

一般文芸ばかり読んでいて、児童文学の棚が
こんなにも寂しいことになっているなんて
全然気づいていませんでした。

わたしがこどものころはどうだったんだろう?
幼少時の記憶がなさすぎて、
比べられないのですが。

いつもの書店に児童文学が少なかっただけかも、
と思ったので、他の書店もいくつか行ってみました。
でも、結果は同じ。
児童文学の棚がめちゃくちゃ少ない。

まったくないとは言わないけれど、
選ぶほどない。流行りの本しかない。
新刊がギリない。

こどもの物語を、みんなどこで買っているの??

ふしぎに思い、お子がいる友人に訊ねたら、
答えは「ネット」でした。
だよね。そうなるよね。

ネット書店はわたしもよく使います。
とても便利だし、売り切れも少ない。
でもやっぱり、リアル書店での偶然の出会いが好きです。
どうしても、どうしても好きなのです。

だから、じわじわと書棚の面積が削られていく
本たちの居場所をどうにか守れないものかと
ただの本好きだけど考えたりもします。

とりあえず、たくさん読んで
たくさん感想を書くことかな?

でも残念ながら、
わたしは読書感想文がへたっぴです。
基本的に「おもしろかった」しか語彙がない。
おもしろい物語を「読みたい!」と思えるように
巧みに紹介ができる人はホントすごいです。

リアル書店の物理的面積が減っているなら、
街中に個人でも販売できる本棚を作れたらいいのかな。
と思ったらすでにあった!

ブックマンションかあ、すてき。
毎月赤字出しちゃいそうだけど、
趣味だと思えばありかも。

本が売れず、リアル書店が消えていく理由は数あれど、
選べる娯楽が増えたせいというよりは、
本にお金を払う余裕がないだけって気もします。
文庫でも、ランチ1回分より高いからね。

それはもう、どうしたらいいか本当にわからない。

だから今日も、本っていいよね!と
少ない人脈をつたって
誰かに届けばいいなと思っています。

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