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もうすぐ20周年!

実はね、もうすぐ独立して20年になるのです。
開業は2001年の5月1日、いや、我ながらよくやって来れました。

そこでフリーランスになって日が浅い人、これから独立を考えている人に向けて、学んできたことをお伝えしていこうかな、と思います。気が向いたとき、徐々にですけど。

さて、最初のノウハウ(偉そうですが)は、「駆け出しの頃は、頼まれたことをなるべくやってみる」です。

今でこそ「聞く力」なんて講座を長年続け、取材人数も3000人になりましたが、独立した時には取材なんてほぼ専門外。キャッチ一発屋と思われていました。ところがなぜか、取材の仕事がたくさん来たんですね。

得意という意識は無いものの仕事としては重みがある案件ばかりだったので、請われるままに引き受けました。もちろん最初は冷や汗の連続、取材経験100人くらいまでは無手勝流、無我夢中。「ベンチマークって何ですか?」って聞き返し、呆れた目で見られたこともありました。そんな有様でも取材案件をたっぷり抱えていた古巣の後輩たちに重宝がられ、独立早々、多忙となりました。

選択と集中は、いろいろ手を広げてしまった大企業にあてはまる法則だと思います。個人や零細はとにかく「求められること=できること」と信じて、自分をストレッチさせて行きましょう。私の場合、キャッチ屋に加えて取材屋、さらに講師各種+コンサルというように、業務の幅が広がって行きました。

他人から見えている自分の姿、それは依頼内容に連動します。「こんなことをやりたい、だからこれを依頼してほしい」というセルフブランディングも大切ですが、『この人に頼めば何とかなるんじゃ無いか』・・・そんな見え方も楽しいですよ、仕事が広がって。

ただ、さすがにこれは専門外という相談も来ます。そんな時は、1)ヒットしそうな検索ワードをお伝えして、他社を探していただく(時には一緒に探すことも) 2)できそうな知人を紹介する などで対応しています。せっかくのご縁ですから、案件にならなくても出来る範囲でアドバイスをしています。やっぱりすごく喜ばれますね。


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