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不況に強い仕事 ~これから来る大不況に備える職業選択~

この記事を書くキッカケ

新型コロナウィルスの影響で世の中の経済が甚大な被害が出ています。
私は介護の仕事をしているのですが、介護の仕事はこの「不況」に強い業種です。”きつい・くさい・汚い”という3Kの業種でも、こんな時には”選ばれる仕事”になるのです。

そんな不況に強い環境で仕事をしている私が、不況時おける職業選択というテーマが「ふと気になった」ためにいろいろ調べてみたので、まとめました。

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これから到来する大不況

新型コロナウィルスの影響により、世界経済が大きく揺らいでいます。
日本も「緊急事態宣言」が東京含め7都道府県で発令され、今後長期にわたって経済的に大きな影響を受けることは間違いありません。

不要不急の外出の自粛要請により街を歩く人は減り、観光施設や娯楽施設、ライブハウスなどは営業の自粛を求められ、すでに倒産企業も出ている状況です。経営者はヒヤヒヤしながら毎日仕事をしているでしょう。

働いている側も他人事ではなく、いつ自分の会社が倒産してしまうか、リストラされてしまうかというリスクを常に抱えながら、不安な状態で仕事をすることになります。

実際に廃業したり、リストラなどにより転職を余儀なくされてしまう人も多くいると思います。
これから訪れる大不況時代と働くリスクについて考え、大不況時代の「職業選択」という視点で話していきたいと思います。

不況に強い会社とは

特に生活に密接に関係し、必要不可欠な商品やサービス提供している会社ほど、不況であろうが需要がなくなるわけでないので当然不況に強い会社です。

〇電気・水道・通信などのインフラを提供する仕事
〇食品や飲料に製造、販売、物流にかかわる仕事
〇生命保険会社
〇冠婚葬祭に関わる仕事
〇医療・介護の仕事

こんな感じでしょうか。生活に「なくてはならないもの」は当然需要減がありません。一つ一つ簡単に解説していきます。

生活インフラを担う仕事

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まずは電気や水道、通信などのインフラを提供する仕事についてはいうまでもなく生活必需品です。不況になったからと言ってニーズが減少するものではありません。他にあるとすれば公共交通機関や飛行機、車などは不況の影響を受けにくい業界と言えるでしょうね。

食品などに関わる仕事

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食料や飲料がストップしたら、食べるものが無くなり生活の維持が出来ません。
製造、卸、物流、小売りなどの食料品に関する仕事、食料品や生活必需品を買うスーパーやコンビニなどはあまり影響を受けにくいと言えますね。
しかし、あまりにも幅が広すぎるので一概に「影響を受けずらい」とは言えません。例えば食品と言ってもお菓子や趣向品、お酒などは必須でないものは影響を受けてしまいますね。

生命保険の仕事

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これは意外かもしれませんが、不況時は将来不安から生命保険に入る人が増える傾向にあるようです。不景気により車の所有率が低下して車両保険や任意保険の加入率は低下傾向にあるようですが、生命保険については不況に強い仕事といえます。

葬祭に関する仕事

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次に葬祭に関する仕事も大きく影響を受けにくいと言えます。不況とか関係なく人は亡くなります。更に、高齢者率が高くなるこれからの日本社会は、必然的にお亡くなりになる人数も増えます。ただ、好景気のように大盤振る舞いとはいかず、少し質素にお金をかけずにやる傾向にあるようです。


医療・介護の仕事

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これも言うまでも無くというところでしょうが、不況になったからと言って病院は当然なくてはなりませんし、介護を必要とする高齢者が介護サービスを必要としなくなるわけではありません。さらに、医療や介護は「保険サービス」という報酬構造であるために、不況の影響を受けにくいという性質があります。


番外編

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として、「ストレスの発散」をする分野のニーズも伸びるそうです。
パチンコやゲームなど、不況によるストレスを発散するための会社も、実は不況時には逆に影響を受けずらい傾向にあります。


といった感じで、大きく5つを取り上げましたが、これから日本が大きく不況に突入して、自分の会社の給料が減る、リストラにある、倒産してしまう。サラリーマンは常にそんなリスクと隣り合わせで仕事をしていくことになります。万が一、自分がそうなった時にどのような職業を選択していけばいいのでしょうか。

同業は避ける

不況時でも何とか持ちこたえようと、新規人材を無理やり募集している会社もあります。特に不況のあおりを受けたけど「同じ業界」に転職するのはオススメしません。当然他社も同じ状況だからです。同じ業界で転職しても、当然同じ悩みをエンドレスに繰り返してしまうだけになってしまいます。
これまで積み上げたキャリアはありますが、これまで培った経験・スキル・ノウハウを違う業界で活かすほうが、転職が成功する確率はグンと上がります。

新しいスキルを身に着ける

世界は想像を絶するスピードで進んでいます。今回の新型コロナウィルスの蔓延による、世界を揺るがすようなことが、またいつ起こってもおかしくありません。今が外出の自粛によりテレワークの促進や、将来不安により「副業」を行う人がとても増えています。
サラリーマンの働き方が【激変】しています。会社の在り方も大きく変化しています。
新時代に向けて、新たにスキルを学び身に着けて転職や副業を行うことはとても有効です。
私の場合は、介護の仕事をしながら2社起業しました。たまたま起業という道をとりましたが、起業する必要なんてありません。今は「稼ぐ」方法、「学ぶ」方法はいくらでもあります。
自分に合った方法、やり方で新時代へ向けて走り出しましょう。

オススメの業種

ここでオススメする業種は完全に個人的なポジション見解です。
私は介護の仕事をしているのでどうしてもオススメしたくなってしますのですが、ぶっちゃけ介護の仕事は悪くないです。
というのも、介護分野は保険事業。つまり景気の影響をかなり受けにくい業種になります。公務員の次に受けずらいといっても過言ではないかもしれません。

もちろん医療も同じですが「業務専有」職種がほとんどです。医師、看護師、理学療法士など専修学校に通い、国家資格を保持していないと就業不能な業種であるためにこれにはお金と時間がかかりすぎます。
しかし、医療の分野に関心がある人は多いと思うので、挑戦してみるのもありです。

しかし、介護の仕事は【超絶的な人手不足】の状態です。引く手数多、完全に売り手市場です。かつ、介護の現場によっては無資格で就業可能な職場も多くあります。会社が就職後にお金を出して資格取得の斡旋もしてくれるところもかなり多く、更にいうと超絶的な人手不足のために、国が人材確保のために「処遇の改善」を制度として実施し、介護職員の給料は安い安いといわれていますがそれもだいぶ解消されてきています。
重ねていうと、日本の人口割合は今後高齢者がどんどん増えていきます。当然要介護高齢者、認知症高齢者も増えていくためにニーズ自体はどんどん増えていき、更にもっと超絶的な人手不足になっていくと予想できます。


●介護職のメリット
・無資格でも働ける職場も多くある。
・就職後に資格取得に関わる費用を負担してくれる会社もおおい
・業絶的な人手不足で完全に売り手市場
・国が介護人材確保のために処遇の改善を行っている
・今後もニーズは拡大し続ける

上記の理由から、介護の仕事も選択肢にいれてるのも、かなりありだと思い、長々とご紹介してしまいました。

世界が大きく変革しています。
自分なりの道を進み、この難局、国難を乗り切りましょう。


それでは。


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