見出し画像

日本の文化〜漫画編〜【鬼滅の刃】

日本の漫画は、海外で人気のある日本の文化の一つだと思います。
なぜ海外で日本の漫画が人気なのかを調べてみました。

〜理由その①〜
【大人も楽しめる内容であること】
海外では子供向けの漫画は多いものの、大人が読むにしては幼稚な内容が多い為、大人が漫画を読む習慣がないそうです。

〜理由その②〜
【ストーリーや絵のクオリティーが高いこと】
海外の漫画はヒーローもの(マーベル作品等)が多く、爽快感溢れる豪快な絵のタッチの印象を受ける一方で、日本の漫画はストーリーも凝ったものが多く、絵のタッチも繊細なものが多いです。

ということで、今回ご紹介するのは、大人気漫画【鬼滅の刃】です。

画像1

2016年から連載が開始し、作者は吾峠呼世晴先生。
舞台は大正時代、妹が鬼にされた少年が妹を人間に戻すために鬼と戦う話です。

2019年4~9月にテレビアニメが放送され、
アニメが終了した1カ月後の11月ごろには、コミックスが書店から消える現象が起きました。

テレビアニメの主題歌『紅蓮華』は大ヒットし、
・ストリーミングでの再生回数が1億を突破
・MVの再生回数が3,700万を突破
・シングルCD出荷枚数+配信DL数の合算でミリオンを達成
と、快進撃を続けています。

累計発行部数6000万部で、2020年に20巻が初版で280万部と、
数字を見ても、怪物級の漫画となりました。

でも、なぜここまで人気になったのか、私なりに考えてみました。

〜理由〜
この漫画のテーマは、「家族愛」であり、どの世代にとっても多くの共感を呼ぶ「家族」の物語です。主人公・竈門炭治郎の家族を想う気持ちに引き寄せられてしまいます。漫画を読んでいくうちに、つい「その気持ちわかる」とか「自分でも炭治郎と同じ行動をする」といった気持ちになってしまいます。さらにこの作品は、「鬼」側の視点にも立ち、彼らが背負う過去(人間だった頃の「家族」にまつわる物語)にも焦点を当てていて、決して「鬼」=「悪」という描き方ではないです。鬼になるプロセスや、人間臭いドラマがあるわけです。
「家族愛」と言っても、そのカタチは人それぞれで、家族がすれ違い、家族を失った人もいます。この漫画は、家族の在り方の多様性を考えさせられ、心に響く、家族愛の物語なのです。

画像2

既に週刊少年ジャンプ2020年24号にて物語は完結しています。
コミックスは現在21巻まで発売されていますが、23巻が最終巻という説が濃厚で、2020年12月に発売予定と言われています。

まだ読んだことのない人は、これを機に一度読んでくれたら嬉しいです♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?