見出し画像

自社サービス、受託、SESをスキルアップの観点で比較してみた

こんにちはRotoworks小林です。今回はIT業界でよくあるスキルアップ論争について会社のビジネスモデル毎に書いてみました Rotoworksってどんな会社という方はまずこちらからお読みください。↓

自分はエンジニアとして全ての業態で働いたことがありますが結論から言いますとスキルアップの観点では SES>受託開発>自社サービスです
多くの外部WEBサイトに広まっている見解と自分の考えは少し違うなと思いましたので投稿させていただきます
スキルアップの定義 = モダンなフレームワークをいくつ触ったことがあるかではなく様々な開発要求に応えられる実力を指します

自社サービス

意外に思うかもしれませんが自社サービスはそんなに様々な開発要求に応えられる実力UPという観点では期待しない方がよいです  例えモダンな技術帯をサービスローンチ前に採用して開発していたとしてもリリース後に大幅な技術スタックの変更が難しく様々な開発環境に対応する経験を積むことが難しいためです 開発メンバーレベルでジョインすると初めはモダンな技術に触れて楽しいとなりますが改修の方法に慣れると一番流れ作業をこなしている感覚になります
例外としては数年おきに転職を繰り返すことです 自社サービスの会社を転々とするとスキルアップにつながります SES的な働き方とあまり変わらないです

受託開発

開発側で共通のフレームワークを採用しているか、案件毎にお客様都合で技術選定する体制を取るかでかなり変わってきます
経営側からみると共通のフレームワークを採用して常に同じ技術で作り続ける方がプロジェクトが安定します しかしお客様の都合に合わせる必要があるので毎回同様の技術で開発するとは限りませんしコロコロ変えるとプロジェクトが炎上しがちになります
自分のいた受託開発会社はどの案件でも共通のJavaフレームワークを採用していたのでそんなに新規開発で炎上することはありませんでしたが、別の開発環境に触れられないフラストレーションは溜まっていました となるとやはり転職してスキルアップとなります

SES

自社サービスと受託開発会社のどちらかをある程度のスパンで渡り歩くことになるので転職せずとも色々な現場を経験しスキルアップにつながります
1.自分達でサービス開発する 
2.お客様のオーダに合わせて開発する
そもそも働く現場としての開発会社は上記2パターンしかないのでこの3分類で比較するのもおかしな話かもしれませんが自社サービスもしくは受託開発会社をを転職せずに渡り歩きスキルもそうですが開発者にとって重要な柔軟性がみにつきます

一般論について

上記で述べた僕の見解とは逆で一般論としてはスキルアップという観点で
自社サービス>受託開発>SESです
自社サービスがなぜ最上位にいるかというと自分も実際に働いてみるまでそう思ってましたがモダンな技術+かっこいい=スキルアップのイメージ先行しているのだと思っております もちろん自社サービス会社を転職して渡り歩けば色々な環境に触れることができスキルアップすることができますがそこはあまり話題にあがることはありません

SESはスキルが身につないという論拠については案件選択の自由がない会社が多いからだと思います もしそうであれば納得感のない現場で働き続けることになるのでスキルアップの機会が奪われます この場合、弊社のような案件選択制度のあるSES企業に転職することをお勧めします

最後に

これを読んで何か感じたり、相談したいことがあれば小林@Rotoworks宛てに気軽にDMください 今まで何百人とキャリア相談にのっておりますので力になれると思います

最後まで読んでいただきありがとうございました






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?