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めでたくフォロワー5000突破した高井さんが#noteのつづけ方について思うこと

タイトル通り、noteを初めて1年4カ月ほどでフォロワーが5000人になりました。
おめでとう、オレ。
今回は、
・フォロワーが増えると読まれ方にどんな変化が起きるか
・「noteのつづけ方」というお題への私なりの考え
を書きます。

まず、フォロワーの増加。グラフにするとこんな感じです。

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急増が始まった5月半ば以降、ほぼ月1000人ペースで来ています。
つまり、500人ぐらいだったのが4か月で10倍になってます。
「大ブレイク!」とテンションが上がりそうなところですが、けっこう淡々としています。理由はのちほど。

急増は、この投稿の最後に書いたように、運営の「オススメ」に選ばれて新規noteユーザーがデフォルトでフォローしてくれるからですね。
なので、10倍になったのは、私がすごいんじゃなくて、noteの勢いがすごいってことかと思います。

フォロワー数とPVは(綺麗には)比例しない

さて、ここで私のnoteの月間のPVのグラフをご覧ください。地味に初公開。

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調べてみて、ワタクシ、自分をほめてあげたい気分でいっぱいです。
昨年6月から半年の月間ビュー、文字通り、桁違いに少ないです。
よくこれでモチベーション維持できたな、と。
このころは「おカネの教室」の執筆体験記の連載ばっかりだったんですよね。こちらが総集編。
めちゃくちゃ長いです(笑)
でも、なかなか面白いですよ。

本のプロモーションの一環だったわけですが、デビュー作の熱が冷めないうちに書き留めておけたのは、たぶん、後で振り返ると財産になるのかな、と。

グラフについて注記を1点。
4月は実際のPVは14万を超えてますが、某炎上案件を除外して集計しています。1本で11万超えているので傾向が見えなくなっちゃうので。
炎上のコバンザメで一緒に読まれた投稿がいくつかあったので、4月は山が高いです。

このグラフから読み取れることがいくつかあります。スクロールバックするの面倒でしょうから再掲。

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まずフォロワー数との相関。4月の山の後、5月、6月、7月とPVは2万ぐらいで安定しています。
この間、5月半ばに急増が始まって、フォロワーは急増しているんです。
フォロワーが数倍になってもPVは伸びない期間が3か月ほど続いています。

これはよく指摘されている現象で、他のSNSと違って、「タイムラインに流れてくるフォローしている人の投稿を読む」という習慣の人がnoteでは少ないからでしょう。

「底上げ効果」を最大化する工夫

では「フォロワー増加に意味はないのか」というと、そんなことはない。
ちゃんと「フロー」と「ストック」の両面で、じわっとPVを底上げする効果があります。
具体的な数字を挙げると、私の場合、5月までは「フツーの投稿」のPVはリリースして2~3日で300~400ぐらいになって、その後にじわじわ500~600ぐらいに伸びるという感じでした。
最近はこれが、リリースしたら500~600ぐらいに届いて、最終的には1000PVくらい行くようになってます。
着実に裾野は広がってます。
ツイッターのフォロワーも伸びているので相乗効果なのかな。

アバウトに「フロー」の底上げ効果は、

フォロワーが10倍で読者のベースは2倍になる

くらいが私の肌感覚です。

これより、「ストック」の効果が大きい。
今月も、数か月前、下手すると半年以上前の投稿が合計すると月に数千から1万くらいのビューを稼いでくれています。
これはご新規さんが「いいね」の数なんかを見て拾ってくださるのでしょう。あまり時事ネタ・日記系ネタではなく、腐らないネタで書いているのがプラスに働いているのでしょう。
そうした「底上げ」を狙って、お気に入りのnoteが埋没しないよう、誘導するガイドブック的な投稿を定期的にやっています。

この種のガイドブックはこれまでに3回やってます。
ツイッターで単発の投稿を「自力発掘」する拡散も、ちょくちょくやっています。
やっぱりPVが増えると執筆の励みになるので、こうした自家発電的な拡散の工夫は「noteをつづけ方」としては有効でしょう。

ヒット作がPVの3分の2を占める

ここからちょっと厳しいというか、現実的なお話を。
ここまで書いてきたような地道な努力は「底上げ」には役に立ちます。
では、地道にやってれば良いかというと、たぶん、そうじゃない。
月間ビューのグラフを再々掲します。

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このグラフ、一番注目すべきところは、18年12月から19年1月の大飛躍なんです。これは、この2大ヒットのおかげです。

2本で累計4万PV、いいねはそれぞれ300を超えています。私のnoteの「看板」みたいな投稿です。
この2本は力作で、執筆にかなりのエネルギーを割いてます。
「ヒルビリー」は構想・執筆・推敲に1カ月ぐらいかけて練っています。

「理系本」は、ツイッターでアンケートを募ってリクエストが多かったネタでした。
本棚から片っ端から理系本を引っ張りだして本を選定するのに半日。
翌日、朝起きて拾い読みで再読しつつ執筆をつづけて、昼飯、晩飯を挟んで12時間以上かけて一気に書き上げました。

「手間をかけたからこの2本のヒットは必然」とは申しません。
とてもそうは言えない。同じように力を入れても、空振り気味の投稿はいくつもあります。
でも、この2本ぐらい気合を入れて書かないと、なかなかヒットは難しかろうと思います。
そして、ヒットの有無はフォロワーおよび全体のPVを大きく左右します。
私のnoteの現時点の累計PVは31万5000くらいですが、その3分の2は1割の投稿が稼ぎ出しています。
某炎上案件を除いても比率は5割強と変わりません。

私は、一応、本は出してますけど、芸能人や有名作家・マンガ家でもない。ツイッターのフォロワーも2000人程度で、インフルエンサーでもありません。
「書きました!」と拡散すれば、すぐに万単位のPVが集まるような書き手ではないわけです。
それでもnote公式が私を「オススメ」にずっと残してくれているのは、数千単位のPVをあげる投稿をコンスタントに書いているからだろうと想像しています。
最近だとこのあたりですね。

このあたりも「このネタで行こう」と決めて、構想を練って、執筆して、という流れで数日から1週間はかかっています。
幸い、時間さえあれば、書くネタと意欲には不足しないタイプなので、このペースをキープできれば良いな、と思っています。

PVがすべてではないですが、読者が増えるのはやはりモチベーション上がるのでnoteをつづける上で大事だろうな、と考えます。

「毎日投稿」と「一本入魂」という選択肢

「つづける」というお題ですから、「継続は力なり」も当然、真理です。
私自身、けっこう「継続」してます。証拠画像はこちら。

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7~8か月、毎週、投稿してる計算です。週2~3本ペースぐらいかな。
ただ、私の場合、意識している連続記録はあくまで「週単位」なんです。
たまに3日とか4日とか連投することがありますが、他のウェブサイトへの寄稿の転載や、たまたまイベントや節目が重なったときぐらいです。

「毎日投稿チャレンジ」を継続されている方、素直にすごいと感心します。ずぼらで飽きっぽい私には無理です。
ただ、もし「毎日投稿」が自己目的化しているなら再考の余地ありかも、とも思います。
軽い文章や短文でも、「書く」ことにはカタルシスがあるので、もしかしたら習慣化した「書く」は、ある種のガス抜きのようなものになっているかもしれない。
その「ガス」をためれば、渾身の力作が書けるかもしれない。
そして数本の力作のうちの1本でも、noteの公式おすすめに選ばれたり、ツイッターでバズったりしてヒットすれば、景色が変わるかもしれない
私が今年の1月に体験したように。

noteを書く目的、楽しみ方はヒトそれぞれ。日記のように楽しんでいる方には「日々更新」の方が合っているでしょう。
でも、もしあなたが何らかの形で「書き手」になりたいと思っているなら、「一本入魂」に挑戦してみてはどうでしょうか。

ちなみに現状、私は「一本入魂」ネタを4本ほど頭の中にキープしつつ、書くのを我慢して熟成させている状態です。
どんなネタか気になります?
それでは、こちらからツイッターをフォロー願います!
ただいま、フォロワー5000人突破記念の投稿ネタアンケート、絶賛受付中!
ちなみに仮タイトルだけ並べますと…

・愉快痛快 偉人奇人の末期の言葉
・昭和ゲーセン ピコピコ血風録
・安眠の友 魅惑の大判本の世界
・非ゴルファー必読! ゴルフ本の英知

いやー、どれも楽しそうだ! 書くのが、ね(笑)

そうそう、「noteのつづけ方」。
一番のコツは、

楽しんで書く!

これに尽きますね。
今後も楽しんで書くので、頑張って読んでください。

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ご愛読ありがとうございます。

異色の経済青春小説「おカネの教室」もよろしくお願いします。


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無料投稿へのサポートは右から左に「国境なき医師団」に寄付いたします。著者本人への一番のサポートは「スキ」と「拡散」でございます。著書を読んでいただけたら、もっと嬉しゅうございます。