広島古書組合ロゴコンペ結果発表
今回、広島県古書籍商組合の初めての試みとして開催いたしました組合ロゴマー ク公募は、7月1日より募集を開始し、8月31日に締め切りました。
年齢は10代から80代と幅広く、海外からのご応募もあったことには驚きました。その数は、応募総数110人、 デザイン点数168点に上りました。
当初予想しておりました数をはるかに上回るたくさんのご応募を頂戴し、企画に関わりましたスタッフ一同、大変感謝いたしております。
この場をお借りしまして、皆様に御礼申し上げます。
お詫び
本コンペデザインを募集した際、募集要項にて正式名称を「広島県古書籍商業協同組合」とお伝えしていましたが、正しくは「広島県古書籍商組合」でありました。こちらデザインを御応募してくださった皆さまには間違った情報を伝えてしまい申し訳ありませんでした。
審査経過でございますが、応募全デザインをクラウドスペースを利用し、全組合員に対し審査参加を呼びかけ、推薦したい作品を無制限に選んで貰いました。
ここで選ばれた作品を一次候補とし、およそ応募作品の3分の2ほどの全てをプリントアウトし、組合員有志による二次審査に進みました。
ディスプレイを通して見るのと、実際に紙に印刷された状態で見るデザインには、また違った印象があり、そこで最初の自分の推薦作品とは異なるものを選びなおした者もおりました。
討議を重ね、3分の1まで選び抜いた作品から、続いて半数までに絞り込みました。そこからさらに4作品に候補を絞り、最終的に選んだのは加藤雅子さんの作品です。
加藤雅子さんのロゴマークの制作意図
「本(古書)と広島の「広」の文字をモチーフといたしまして、 デザインいたしました。 古書には、元の所有者の痕跡が残っているものです。 その痕跡を「読みかけたところにしおりが挟まっている本」で表し、 「広島県」であることを本のデザインの中に「広」の文字を組込むことにて 表現いたしました」
受賞ポイントとしては、
・当組合が本に携わる業界団体であること
・広島の団体であること
・シンプルであること
などがそれぞれ効果的かつ個性的にデザインされていた点にあると思います。
我々のイメージにマッチした優れたデザインを選出できたことを、非常に喜ばしく思っております。また、このような素晴らしい作品を世に送り出す機会を、私共の団体に与えて下さった受賞者の加藤雅子さんにあらためて御祝と御礼を申し上げます。
ロゴマークは10月4日の「中国新聞」朝刊広告欄の「古書の日」PRメッセー ジと共にお披露目となり、同時に本ページでも公開となります。
今後は、
我々古書組合と組合員の活動の中で様々な形でより多くの皆様の目にとまることになるかと思います。 どうか広島県古書籍商組合とそのロゴマークの未来を、温かく見守っていただきたく存じます。