見出し画像

尾道に移住します

はじめに

来月(2022年7月)、憧れ続けた地方移住がついに実現する。
で、以前から何かしら情報発信を始めてみたいと思っていて、
「地方移住」という恰好なテーマができたので、
これからやっていこうと思う。
すぐ飽きるかもだけど。


なぜ地方移住なのか

なぜ地方移住をしようと思ったかだけど、確たる原体験はない。
ただ、僕の中で昔から  ”どこに住むか”  というのは人生の決断をする際の大事な要素になっていた。
幕末に憧れ京阪に住みたいと思い関西の大学を受験し(結局首都圏の大学に行った)、
地方を転々とするのもアリだなと思いながら就活をし(結局転勤なしの東京の会社に就職)、
せっかく転職するならと当時大好きだった沖縄の会社を受け(結局東京の会社に転職)。
そのたびに思いとは裏腹に、結局安パイな東京にいるという選択肢を選んできた人生だった。

そんな中、地方移住をより強く考えるようになったのは沖縄に一人旅をするようになってからだと思う。ゲストハウスに泊まり、その日一緒の宿になったみんなとお酒を交わしながら語り合う。たまたま泊まる宿が一緒だっただけで、住む場所も職業も年齢も違う普段交わらない人たちと交われるという一期一会感がとても好きだった。

そうゆう場を提供する側になりたいと思って、それが原体験となって地方移住を考えるようになったと今書きながらわかった。
都会のゲストハウスはそういった宿泊者同士の交流は少ないので、だから地方なんだと。
それからは沖縄→福岡(志賀島)と移住先候補は変わっていき、最終的に広島(尾道)となった。

今となっては地方移住の動機はさらに増えている。
東京は海も山も遠くて帰る頃にはヘトヘトになるので、もっと自然が近いところに住みたいだったり、東京に住み続ける自分がイメージできないだったり。
ずっと組織でやってける気がしないし、かといって東京で起業するイメージも湧かなかった。

そうゆうのが合わさって、この度エイヤッ!で地方移住することにした。


なぜ尾道なのか

尾道に初めて訪れたのは2年前の2020年3月。
JALの「どこかにマイル」で広島が当たり、広島→岡山→香川→愛媛→広島と瀬戸内海を周遊し、最後の1泊は空港の近くにしようとなり尾道に行くことにした。
尾道の予備知識がほとんどなく消化試合的な滞在のつもりだったが良い方に裏切られた。
瀬戸内ならではの、やさしくなれるゆったりとした空気感、
昭和の雰囲気を色濃く残したノスタルジックな風景、
青春をここでやりたいと思える、絵になる防波堤や海辺、
やさしくて人懐っこい街の人たち。
自分の好きなものばかりがこの街にはあった。そして同行した嫁も全く同じ感想を抱いていた。
その時から地方移住するならここだと思うようになった。

それから、一時の衝動ではないことを確認するため時期をずらしながら何度か訪れ、1週間古民家を借りてプチ移住もやってみた。
それでも変わらず、この街に移住したいと思った。
もう行くしかないなと。


なぜこのタイミングか

ゲストハウスをやるにしても、それだけでは食べていけないと思い、手に職をつけるためしばらく東京で修行するつもりだった。
しかし、コロナ禍に転職した会社が期せずリモートメインの働き方になり、それが定着した。
また、尾道の移住支援金制度の対象としてリモートワークが加わったことがさらなる移住の動機付けとなった。(首都圏から移住すると100万もらえる)

とはいえ、東京もそこまで嫌いじゃないし、東京の便利さにもがっつり甘え、だらだらと時だけが過ぎていった。
そんな折、新しく上司になった方に近々に移住したいと話をしたのだが、「なんだかんだ半年以上はしないと思ってますw」とネタで煽られ俄然やる気になった。まぁそれはあくまできっかけなだけで何か後押しが欲しかったんだと思う。

とりあえず何か前に動かそうと物件を探しに行くために新幹線の予約を強制的にとった。出費が伴えば腹も決まるだろうって論法です。
そっからはあれよあれよで、気が付けば1ヶ月後には尾道のマンションを買っていた。住んだことのない縁もゆかりもない土地のマンションをw

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?