11. 目標管理制度の歴史④ ドラッカーのマネジメント 3
前回#9では、ドラッカーのマネジメントに対する考え方、哲学を見ました
Q:何が人間を幸せにするのだろうか?
A:マネジメント
今の流行だと、何がwellbingに影響を与えるのか?ですかね
私はラーメン食べて、ビール飲んでるときが幸せです。笑
さて、ドラッカーに戻りますと、そもそもマネジメントとは何のことを言ってるでしょうか?
パワポ1枚サマリー
マネジメントの3つの役割
ドラッカーは、働く個人と、組織、そして社会をつなげて、一体として考えているように思えてきました
この点がテイラーの科学的管理法とは違い、ドラッカーが人間中心といわれ、社会をよくすることを常に考えているのだと思います
社会のためと大風呂敷を広げると、大きすぎて漠然としすぎてよくわからないと言われたこと、私は何度もあります
でも、世のため人のためを考えないビジネスはどうなるでしょうか?コントロールを失った暴走装置のように、欲望のまま拡大再生産を続けるとどうなるのでしょうか?
私たちの手で、よりよい未来の社会をつくり、子ども達へ残していくには、マネジメントが重要ですと、ドラッカーが言ってくれたようにも思いました(50才近くなって考えすぎ?)
1. 組織の使命
個人がやりたいこと、やるべきことは、組織の目標、組織の使命につなげるべきである。あくまでも、組織としての成功にフォーカスして、個人として何をすべきかを考えております
組織目標を個人目標へつなげるのが、マネージャーのお仕事
2. 仕事を通じて働く人を活かす
テイラーの悪口じゃないですが、テイラーと全然違います(笑)
仕事により働く人を元気づけ、幸せにする。そのためには責任ある仕事を与え、仕事に対しフィードバックを与え部下の振り返りによる学びをサポートし、安心して働ける職場環境を整備すること
仕事を通じて働く人を活かすことが、マネージャーのお仕事
3. 社会への貢献
ここが一番大事かもしれません。なぜなら、目先の売上・利益ばかり目が行きがちです。
企業は、社会の公器であると認識し、世のため、人のためになることをやりましょう
自社にしかできないこと、自社が得意なことを活用し、社会課題を解決しよう
そうすれば(それがきちんとできれば)、売上はついてきますし、企業価値は上がるのではないでしょうか
いよいよ次回からMBOです
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!
参考文献
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