胸のあるハリネズミ?! 欧州人が見た日本のあるモノとは
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、今年1〜6月の訪日外客数はコロナ前の記録を抜いて過去最高を更新したそう。
日経新聞でもほぼ毎日のように何らかの記事が取り上げられているので、いわゆるインバウンド需要はかなり旺盛。
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そして報道だけでなく、日本観光の人気は肌感でもリアルに感じています。
10年前に比べると、「日本へと旅行する!or 旅行した!」という友達や知り合いが確実に増えたからです。
実はつい最近も、オーフス大学で研究をしているフランス人とクロアチア人のパワーカップルが6月に訪日したばかり。(フランス人の彼氏さんをJ、クロアチア人の彼女さんをLと呼びますね)
初めての日本観光ということだったので、出発前には彼らと一緒に夕食を食べながら観光相談にも乗りました。
で、先日「日本から帰ってきたから報告したい〜」と連絡があったので、我が家でのディナーに招待〜🍴
日本ではお好み焼きは食べなかったということだったので、お好み焼きを振る舞いつつ、日本の感想を聞くと「Super fantastic!!」と、最高の旅になったよう。
で、あれが良かった、これが美味しかった、どこそこがCoolだったと、色々な話を聞いていたら・・・
Jが突然話題を変えてきました。
えっ? 胸のあるハリネズミ?
しかも街角にたくさんあった?日本にそんなものが?たくさんも?
僕も奥さんも、なんじゃそりゃ????って顔をしたら、LもJも、僕たちが分からないことにびっくり!
お互い混乱状態だったので、とりあえず詳しく聞いてみると・・・
あああああっっっ、やっと分かった!!!!
信楽焼だっ!!!
狸だ〜🤣
この狸の置物が「胸のあるハリネズミ」?!
どこをどうみたらハリネズミに見えるのか?と思ったのですが・・・
ハリネズミのイラストを見たら、顔が似てるかも!!!!!
特に正面から見た状態で、胸を大きくして・・・
徳利と通い帳を持たせたら・・・
ハリネズミ版、信楽焼の置物 🤣
謎が解けた後は四人で大笑い。
確かにまったく背景を知らない人が見たら、何の像か意味が分からないよね (笑)
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ちなみに、日本の狸は、Racoon (アライグマ)とかBadger (穴熊)と訳されることが多いのですが、正確には間違い。
正しくは「Japanese racoon dog」と言います。(racoon dog でも良いのですが、中国大陸の狸「Common racoon dog」と明確に区別する際にはJapanese racoon dogと言います)
そうそう!!
オーフスでは、運が良いと野生のハリネズミと出会うことができるんですよ〜 ✌️