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引退してから、未来に向けて今やっていること

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素晴らしいエンディングを迎えてラグビー選手としてのキャリアを終えることができた。人としてもラグビー選手としてもたくさんの学びを体感できたことは大きな財産になっていると確信している。この財産を大事にしながら、成長し続けることが重要。だからこそ、自分のものだけに留めるのではなく、言語化して皆さんに伝わるようにしていきたいと考えている。

では、何をやっていきたいのか?

自分はこれから、どんな世界を作りたいのか?と考えたとき、まずは
「色々なものを切り拓いていきたい」「見えない道を歩みたい」という思いが浮かんだ。

そして最終的には「スポーツがより身近になってほしい」「これまでたくさんの方に繋いできてもらったパスを次世代に繋げていきたい」「スポーツがより身近になってほしい」「ここまで育ててくれた日本というものをもう一度見直して、その素晴らしさを次世代や海外にも伝えていきたい」
という軸が見えてきた。

日本古来からある酒、甘酒、味噌などをもう一度見直せないのか。風鈴とかもオツで良いのではないか。焼酎も日本酒のようにブランディングできないのか?日本ワインも美味しくなってきているが、もっとたくさんの人に知ってもらえないのか?日本でももっとたくさんのスポーツを体験できるアカデミーは、ないのか。そのアカデミーでは、スポーツだけでなく生き方を学べると良いのではないか。各地方で色々と素晴らしいことを事業化されている方とアスリート、子ども、大人と繋げられないのか。自分自身はたくさんのキャプテンとしての経験があるが、その実体験に再現性や汎用性をもたらせられないのか。ダイバーシティ&インクルージョンが叫ばれているがラグビー日本代表がその最たるものなので、その取り組みを伝えられないのか。など、たくさんのアイデアが湧き出てくる。これらを色々な人を巻き込みながら良いムーブメントにしていきたい。

これからラグビーもプロ選手が増える。他のスポーツもスポーツの事業化が進んでいくであろう。そのど真ん中にいるアスリートが引退後も活躍できるような良いロールモデルの一つになれるようにこれからも突っ走っていこうと思う。

今年は、スポーツのフェアプレー精神を様々な分野にも広げたり、フェアプレーをしている仲間が集えるような場所があればという思いから「TEAM FAIR PLAY 」というプラットフォーム作りにチャレンジしている。他にも、上に書いたようなやりたいことを少しずつ形にしていきたい。日本の食や文化に関しては、2023年のフランスワールドカップで何かしらできたらとも模索している。こんなことを色々とやっていきたいので、是非、皆さんと共に色々考えてアクションをしていければと願っている。

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