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夢が広がっていく瞬間――若い人と話す意味

ひろ健作です。

毎日いつもの人と会って、同じ仕事をしていると、マンネリ化してきます。

きょうアレをして、あしたはコレをして・・・・・・。そんなときふと、自分が夢を忘れてしまっていることに気づくことがあります。

若いときはあんなに夢があり、希望に燃えていたものが、あと何年生きられるんだろう・・・・・・、ずっと健康でいられるかな、などと新聞広告などを観て、ヒザが痛いとか血圧・血糖値が・・・・・・などと〇〇代の方へなんて書かれていると、自分も考えなきゃいけないかなとふと思います。

けれど同じように、まったく違うことを意識すれば、違う現実が浮かんでくる。この間の週末はまさにそんな体験をしました。

夢が目の前にパーっと広がって行ったのです。


それはこういうできごとからでした。

なにげにショップの若い店員に尋ねたのです。将来どういう仕事をしたいの? と。

そうしたら目をキラキラと輝かせてヘアメイクのお仕事をしたいんです。と言います。私たちがヘアメイクアーティストの方と一緒に仕事をしていると伝えると、えーっそうなんですか! すごく興味あります!

と言われました。

このできごとはこちら

きょうお話ししたいのは、彼女自身のことではなく、私自身のこと。彼女が夢を語って行くとき、私の目の前に草原のようにパーっと広がって行ったんです。ワクワクとした喜びが。

そのときです。まるで自分が10代になったときのように、これからの人生(将来)に想いをはせることができた。そのときに年令って関係するようで、ある意味関係ないんだなって思えたんです。

どの現実(ロード)でも歩けるんだなって。

よく映画とかであるじゃないですか。昔の光景がフラッシュバックするというのが。あれ、過去に戻るんじゃなくて、現在から想像しているんですね。あくまで現在から。

だから彼女の話を聴いて夢を彼女の目を通して一緒に観て行ったときに、同じ体験を共有できた。だから人生何度でも楽しめるんだなって気づけたんです。

あぁ何歳だ、もうあと何年かなって考えるのも人生。

まだまだいくらでもやり直せるし楽しめると考えるのか。

前者と後者ではその後の人生ぜんぜん違いますよね。

サムエル・ウルマンというアメリカの詩人が青春の詩で、
"Youth is not a time of life; it is a state of mind"(青春とは人生のある期間を指すのでなく、心の持ち方を指すものである)と言っています。

まさにそういう体験をしたのできょうはシェアしました。みなさんもそんな、自分が少年や青年になった体験ないですか?


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