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受験社会「社会を得意にする」

1全体像をとらえる

地図をおおまかにかく描く
年表を大まかに書く

2 どうしてなのか考える→理由が分かると覚える

<地理の場合>

世界のトヨタ自動車→すぐ西側に東海という鉄鋼業の街がある。自動車の部品に欠かせない。
企業城下町→豊田のように、自動車の組み立て工場を中心に、部品を作る工場がとり囲んでいる。
例えば、タイヤのゴム・ハンドル・窓ガラス。
輸出するときは、重くて多量に運ぶので、伊勢湾に面した港から、大型船に乗せて内外に運ぶ。

<歴史の場合>

人気の戦国大名を考えてみよう。「鳴かぬなら殺してしまおうホトトギス」「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」こうなってしまった三人の生い立ちを見て見よう。

織田信長
信長のころは、生まれてすぐ母親から取り上げられ、乳母が育てた。教育係の家臣もとり囲み、近くにも寄れない。母親は、いつも手元にいる次男の方が可愛くなってしまう。弟が謀反を企てたとして、信長は弟を殺している。母にも愛されず、弟も家臣も信じられず、サイコパスな性格になったのではないか。
桶狭間の戦い→今川義元という天下取り最有力候補。二万ともいわれる軍勢が、京都へ上洛しようと
横長に進軍しているのを、義元のいる場所だけをねらい、真横から少人数で突撃。みごと首を打ち取った。
本願寺焼き討ち→当時は、仏教徒を殺したらバチが当たると考えていたので、寺を全焼させ僧を皆殺しにするなど、誰も考えが及ばなかった。
本能寺の変→わずかな人数で泊まっていたところを、家臣の明智光秀に殺された。

豊臣秀吉
秀吉は、農民の出生と言われ、それをコンプレックスに思っていたとされるが、近代新しい資料が出てきて、母方の手伝いで、市場に物売りに出ていたと言われる。市場は色々な階級の人たちが出入りする。そこで秀吉は、まわりの地域の情報を集めたり、交渉力・外交手腕を身につけたのではないかと思われる。
刀狩り→当時の農民は、戦争が起きると、納屋の武器を取って兵士として戦場に出た。農作業用のカマを持って出かけたものもあるという。手柄を立てるとほうびがもらえた。しかし、一揆を防ぐ、農業に専念させて税収(ぜいしゅう)を安定させるために、刀を取り上げた。
検地→土地の測量をし、税金(ぜいきん)をごまかせなくする
千利休→境の豪商だった利休は、禅の修行をして「詫び寂び」の境地に達した。秀吉は初めは、利休の教養・美意識にあこがれていたが、自分は成金の派手好きな性格なので、あわなくなり、切腹させた。秀吉は、度々、茶室を他人に聞かれたくない重要な話をする密室として使っていた。
朝鮮出兵→調子に乗りすぎて、明を征服しようとした。その通り道として、朝鮮半島を北上したが、明の応援がきたことと、秀吉が病死したことで引き上げた。

徳川家康

幼いころから、今川義元→織田信長と、たらいまわしに人質になっている。
今川では、義元の姪(めい)を妻にし、男子をもうけているが、織田に行ってから、信長に命じられて、妻子を家臣に命じて殺させている。
秀吉に命じられ、江戸に行ってからも、辛抱強く埋め立て・治水・灌漑 (かんがい)に取り組み、荒れ野をみごとに世界一の人口密度と言われる都市の基盤を築いた。

このように、地理・歴史も、どんな性格だから、こんなことをしたのだと、理由が分かると、覚えやすいです。




 




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