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「怖がりさんほど成功する自宅起業」を読みました

「怖がりさんほど成功する自宅起業(著者:根本好美/みらいパブリッシング/2020年)」

著者の根本好美さんから、この本をいただいてから早2年。これからの人生の方向性が定まらない、現在無職の私。起業するかどうか分からないけれど、読ませていただきました。

女性の起業を、後押ししてくれる本書。

起業をするまえとしてからの、実際の経験談は、自宅起業を考えている女性にとって、とても参考になります。

だけど、起業を考えている女性だけじゃない。

女性も、自分の可能性を発揮できるよ。

あなたも、自分の力で立ち上がれるよ。

あなたのアイデア、カタチにしてみよう。

女性には、力があるよ!
あなたには、力があるよ!

女性を元気づけて、励ましてくれる。

みんなのエネルギーを、
解放してほしいという想いが込められている。

女性も。男性も。性別関係なく。
みんな自由を選べるよ!

私は、そんな想いを受け取りました。

周囲から聞こえてくる言葉。
女性であるがゆえに言われてしまう言葉。

ひとつひとつ、読みながら、私が直接言われている訳じゃないのに、悔しい気持ちになった。

起業し、不安やプレッシャーがありながらも奮闘する毎日のなかで、さらに周りからの(たとえ善意でも嫉妬でも)力を奪われるような言葉を言われながらも、事業を継続してきた好美さんや、たくさんの女性起業家、そして、私も含めた全ての女性たち。本当に毎日お疲れ様です。

よく頑張っているよね、私たち。
そんな気持ちになりました。

そして、周囲から聞こえてくる言葉。
女性であるがゆえに言われてしまう言葉。

それらは、自分が自分に対して言うことも、ある。

実は、それが一番不安になるし、自分の力を奪う原因だったりする。

だからこそ、この本では、自分のなかにいる「怖がりさん」と協力して、不安要素を糧として、準備し、行動し、成功するためのアイデアが書かれている。

この本のなかで、私のなかに残った言葉たち。

「成功」の反対は「失敗」ではなくて、
「何もしない」


「行動の積み重ね、一つひとつが
 無駄のない学びになります。」


そして、人の話を聴くのがイヤになったと思いつつ、また人と関わる仕事に就き、また無職となった私には、次の文章に少し救われた気持ちになった。涙こそ流れなかったけど、涙が滲んだ。

『同じ仕事を続けてゆくことは、忍耐力や持久力を伴います。「好き」という感情がどこかに行ってしまったと錯覚しますが、実は好きだからこそ続いてきたのであり、好きだからこそ耐えられる仕事なのではないかな、と思うのです。辞めたくなったとき、嫌いになったと思うとき、その仕事に感謝できる自分がいたら、ぜひもうちょっと続けてみてはいかがでしょう。(第9章 怖がりな心が揺れるピンチのときの乗り切り方より引用)』

好きだったはずの、仕事。
想いのあった、仕事。
ひとの話を聴くこと。

それがイヤになった自分に対して、「なんでそんなことを思うようになってしまったのだろう」「弱いのかな」「甘いのかな」「役割を果たせないことへの無念さや、不甲斐なさ」など、自分を責めているわけでないけれど、どこかで自分自身に失望していたんだな、と思った。

だけど、この文章を読んで、「好きだから耐えて、続けてこれたんだよ」と言ってもらえた気がして、自分への失望が、ちょっとだけ、軽くなりました。ありがとうございます。(もちろん、まだあるけれど。) 

そして、そして!

私は、スコーンドルフィンのバナナブレッドが、本当に大好きです。この前、沖縄から茨城に帰省した時にお店へ行ったら、チョコやクルミ入りの新商品が販売されていて、迷ったあげく、そこにあった3つ(ノーマル、チョコ、クルミ)全部を買って帰りました。どれも本当に美味しかったけれど。クルミ入りのバナナブレッドが一番好きでした。おすすめです!!

お店にも、本書が置かれていました。

読むのが遅くなってしまったけれど。
すべては、ベストタイミング。

バナナブレッドも、スコーンも、本書も。
ぜひ、味わってください!

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