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生チョコ(仮)を作りました

お菓子作りをしてみよう。

材料も、工程も、少ないものがいい。

水切りヨーグルトと板チョコのみで、生チョコができるらしい。
工程は、混ぜて、冷やすのみ。

そんな動画を見て、さっそくやってみる。

動画では、オイコス1個に対して、板チョコ1枚だった。

スーパーに行ってみると、オイコス1個よりも、パルテノ1個の方が安かった。3つで450円だった。あ、こっちにしようかな。その隣には、80円引きのパルテノ(大)が売っていた。あ、こっちにしよう。

80円引きのパルテノ(大)は280g。オイコスは113g。
じゃあ、板チョコ50gは、2枚でいっか。

準備完了!

材料は、ふたつのみ!

先日のオートミールでの失敗を踏まえ、作り方を再確認する。もう悲劇は起こしたくない。

「水切りヨーグルト、チョコ」で検索をすると、いろいろなレシピ動画が出てくる。その中から、簡単なものを探し出す。どれも美味しそう。

共通するのは、耐熱容器にチョコレートを入れて電子レンジで加熱する場合、500~600Wで1分が相場だった。やっぱり3分は長すぎたらしい(反省)。

チョコレートを溶かした後、冷たい水切りヨーグルトと混ぜると、チョコレートが冷やされて固まってしまい、うまく混ざらないという情報を手に入れた。これは有益な情報だ。事前に確認した甲斐があった。

よし、はじめよう。

(1)溶かす

まずは、チョコレートを溶かそう。同じ失敗はしないと気を引き締める。どきどき。そうだ、さっき小松菜を茹でた茹で汁がまだ熱い。これで湯煎をすればいいじゃないかと閃く。

板チョコ2枚を耐熱容器に入れて、茹で汁で湯煎する。うっすらと香る小松菜臭は気にしない。

ここで、工程のミスに気付く。板チョコを砕かずに耐熱容器に入れてしまった。どのレシピ動画でも、チョコを砕いていた。それは、砕いた方が溶けやすくて、混ぜやすいからなんだと気づく。四角い耐熱容器にぴったりと収まっている長方形の板チョコ。右に左に動かすけれど、長方形から変化せず、姿勢正しく収まっている。もどかしい。

言い訳をするならば、前回、耐熱容器に穴を開けた時は、きちんとチョコレートを砕いて入れた。なぜ、今回はその手間を省いてしまったのだろうか。ほんの数分前の自分に疑問を投げかけても、時間は戻らない。

姿勢正しい板チョコも、次第に茹で汁の温かさに負けて、とろけだす。しめしめ。いいぞいいぞ!長方形の姿勢から体を捻るように、チョコレートの状態は、固形から液状へと変化する。

チョコレートの準備完了!

水切りヨーグルトと混ぜよう。

(2)混ぜる

常温にしようと冷蔵庫から出してみたけれど、そんなにすぐに常温に戻るわけもなく、まだ冷たい水切りヨーグルト。

(一緒に湯煎して混ぜたらいいんじゃない?)

この閃きは悪魔の声かもしれない。ヨーグルトって温めていいの?そんな疑問も感じたけれど、でも、このまま待っていても仕方ない。湯煎しよう。小松菜の茹で汁によって温められた耐熱容器の中で、チョコレートと混ぜ合わせる。うっすらと緑色の茹で汁の中で、茶色のチョコレートと真っ白な水切りヨーグルトを混ぜ合わせる。

なんだこれ。美味しくなるのか?

小松菜とチョコとヨーグルトの香り。

断固として、3つを混ぜ合わせてはいない。混ぜているのは、チョコとヨーグルトのみ。混乱する脳内。雑念が浮かびながらも、とにかく混ぜ続ける。チョコレートが固まって残らないように。均等に混ざり合うように。

まぜまぜぐるぐる。ぐるぐるまぜまぜ。

謎のにおいに包まれつつ、チョコとヨーグルトが混ざった。ほっ。

レシピ動画と比べると、チョコレートの色が薄い。板チョコ3枚必要だったのかも。(次回があるなら)次に活かそう。

(3)冷やす

容器に入れて、冷蔵庫で冷やす。1時間とか、6時間とか、時間はさまざまだけど、とにかく冷やしてみよう。

容器に入れた後、スプーンに残ったチョコとヨーグルトを混ぜ合わせたものを、ひと口舐めてみる。

チョコとヨーグルトだ(小声)。

冷やした後のお味が楽しみだ。

(4)食べる

2時間程度冷やしてみた。お皿に取り分けてみる。なんだか、見た目がイマイチだな。

ココアパウダーなんて洒落たものはないので、あの方の再登場です。

賞味期限切れのミロ(2回目)!

ミロを、生チョコ(仮)に振りかけてみる。

うーん。

垢ぬけない。むしろ、見た目の劣化が進んだような・・・。

カラーだと、別のものを連想させる気がして白黒写真で失礼します。

見た目は、もういい。味は、どうだろう。

チョコとヨーグルトだ(想定内)。

混ぜ合わせた意味はあるのだろうか。むしろ、それぞれ別々に食べた方が美味しいまであるかもしれない。哀しい。

ともかく、残さず食べよう。

よく言えば、チョコレート味のレアチーズケーキのようでもある。脳内でチョコレアチーズケーキの画像をイメージする。想像力で補おう。

板チョコをあと1枚入れていたら、ヨーグルトの酸味が弱まったかもしれない。それが反省点ではあるけれど、そもそも板チョコ1枚と100g前後の水切りヨーグルト1個で作れば良かっただけではないか。80円引きに惑わされ、分量を勝手に変更し、結果、材料費が増える。安物買いの銭失いだ(大反省)。

タンパク質を摂れる。それが救いだ。

残りの生チョコ(仮)も、私が責任を持って美味しく頂きました。

【追記】
分量を確かめたところ、水切りヨーグルト1個に対し、板チョコは2枚必要でした(がーん)。そもそもの分量を間違えていた事が発覚した為、報告致します(反省)。

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