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リスクと責任を負って生きてきた人
今日のおすすめの一冊は、舩井幸雄氏の『幸運と成功の法則』(グラフ社)です。その中から「つきのある生き方」という題でブログを書きました。
本書の中に「リスクと責任を負って生きてきた人」という心に響く文章がありました。
六十歳をすぎて人格円満で、会社をつくりあげた人には、素晴らしい深みを感じさせられます。 それは、リスクを背負い、責任を負いながら、一歩一歩昇りつめた人の経歴の集積だからといってよいようですが、人間の値打ちというのは、どれだけ現実に自らリスクを負い、責任を負ってきたかで決まるように思えてなりません。
まず、これらの人たちに共通していることは次のとおりです。
1.勉強好きで、すなおである。
2.謙虚でいばらず、おごりがない。
3.肯定的でプラス発想型である。
4.批判、否定、非難、他人の欠点の指摘などは、まずやらない。
5.ものごとに動じない。
6.他人を「あて」にしない。
7.直感力がすぐれ、意志決定が速い。
8.実行力、行動力に富んでいる。
9.客観的判断力と主観が一致している。
10.人におもねないし、約束を必ず守るなど一本筋が通っており、安心してつきあえる。
・・・などなどですが、実行力に裏打ちされたリスクと責任というのは、人間をいかに成長させるかを、実によく理解させてくれます。
それに対し、学者や評論家や経営コンサルタントは、どうしても次のようになります。
1.謙虚さに欠ける人が多くなる。
2.否定的でマイナス発想をする。
3.すなおでない。
4.批判、否定、他人の欠点をよく指摘する。
5.他人をあてにする。
6.よくおもねる。
7.筋が通らない。
8.実行力に欠ける。
9.客観的なように見えて主観的である。
10.知名度や金銭に弱い。
◆自らリスクをとり、その責任も背負って生きてきた人は、すべてを自分事として受け止める。当事者意識の圧倒的に高い人だ。逆に、言いっぱなしで、自ら責任を負わない評論家タイプの人は、あらゆることを他人事として捉える当事者意識の薄い人だ。
特に中小企業の経営者は、借金をするときは自分の全資産を担保に入れ、文字通り身命をかけて仕事をする。どんなボンクラでも、この洗礼を受けると立派な経営者となる。評論家との違いはそこにある。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす
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