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インセンティブ

人生の選択は損得に左右される

希少性の話の中で、トレードオフの考え方が出てきたけど、トレードオフによって、諦めた選択肢のことを機会費用という。

インセンティブとは、報酬やペナルティによって、その活動への関わる人を増やしたり、減らしたりすること。つまり、やる気にさせたり、制御させたりすること。

エコカー減税があるから、エコカーを購入するとか、白バイに捕まりたくないから、制限速度を気にしながら運転するとか。お金がもらえるから、きつい労働にも頑張れるとか。あの人の笑顔が見たいから、サプライズパーティーをするとか。

インセンティブを上手に設計することで、みんなが気持ちよく生活や、仕事をすることができるようになるってこと。

組織のリーダーになったり、運営する人になったときは、メンバーのインセンティブは何か?を考えておかないといけない。

今年は、チーフと主任を掛け持ちしたけど、その辺りは、最後の方になってからそれぞれのインセンティブがすこーし分かったくらいで、全然活用できなかった。

ある人は、物事の基準やスジを大切にしていて、そこのシステム改革を行うのであれば、元気100倍で仕事をする人。ある人は、可能な限り例年通りの仕事を変わらずにやりたくて、それを脅かされることが許せない人。ある人は、とにかく可能な限り自分の仕事だけをやり、他の仕事に関しては引き受けたくない人。ある人は、とにかく『クセが強い~』人。

なんだか、愚痴っぽいなと思われるかもしれないけど、そんな事はなくて、難しいからこそ面白かった。難しい事って面白い!

僕には、状況整理の力や、分析能力、判断力、決定権。様々な要素がなかった。そこで、『西野亮廣エンタメ研究所』の西野さんのサロン運営の中で学んだ中から1つ、やってみることにした。それは、愛され力を上げること。

愛される

僕には、大好きな義祖母(ばぁばぁちゃん)がいて、頑固で、可愛くて、お茶目。話は面白いけど、好き嫌いは激しい。自分を着飾ることなんかなくて、全部さらけ出してる。人によっては、頑固ババアと思う人もいるだろうけど、見方によっては短所だったり長所だったりするところ、全部ひっくるめて人間らしいし、人間臭いのが愛おしい。おばあちゃんが必要としてくれるなら、いつでも、どこからでも駆けつけて役に立ちたい‼そんなふうに思える人なんだ。


西野亮廣さんも同じで、カリスマなんだけど、人間臭くて、愛されてBBQ型で大勢で世界を取りにいくことで応援しろを作ってる。僕にはこんな大きな目標や、圧倒的な努力量、仕事量もないけれど、BBQ型の仕事ができたら面白いな、と思ったんだ。だから、とにかく明るく、出来ることは率先して取り組んで、分からないことは素直に聞いて、今まで以上に誠意を持って接する様にしてみた。そしたら、知らないところで助けてもらっていたり、僕の仕事を手伝ってくれる人が増えていったんだよ。

大人になると、見栄とか、意地とか張れるものは張りまくって、自分が弱い部分とか、勉強不足な事が怖くなっていくんだけど、それってマイナスでしかなかったなって、やっと気づいたんだ。30歳で。


圧倒的な仕事量で応援される同僚

そんな中、たまたま同じ職場で働くことになった同僚は、圧倒的な仕事量をこなしていて、それでいて信頼されていて、その人に『ありがとう』って言われることがインセンティブになっている。そんなふうに応援される仕事の仕方とか、人間になりたいと思ったし、子供にも、応援される人になって欲しいなと思った。そして、僕が担当している人たちに、どんなインセンティブを設計していけばいいのか、しっかり考えていく。

インセンティブの種類

正のインセンティブ  価格、賃金、利益、補助金など

負のインセンティブ  税金、反則金、手数料など

非金銭的なインセンティブ  楽しさ、快・不快、名誉、地位など


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