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詩や、遊んだ文章など

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特殊な感じで書いた文章をまとめます。暗いのもあります。
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#poem

『祖母』2020.5.1

幸福でいてください。床下に、貴方へ。 埋めておきましたからね。紙風船、桔梗。 春は来ました…

『汚れないで、男の子』2020.3.21

洗濯物が干してあるアパート プライバシーロス、君の生き様 玄関前で聞こえる君の声 スウェッ…

『斜陽』2020.3.10

待ってた 君を 指と指 溶け合う 心に触れてみたい 透明に 響き合う 暗い海の そこにいる …

『記憶を正にする√』2020.1.29

硬化した心臓に、流れ込む微かの 忘れたい過去へ、呼吸を放り込む箱 風化した構造に、霧裂ける…

『透明な心中の誘い』2019.12.29

眠っていたのに、ねむれない、と思って起きた。 多分夢を見ていた。 何を見ていたのか曖昧。…

『Doll』2020.1.7

退屈でありがちな子供がそこに立っていて, 虚に向けて言葉を浮遊させている. 浮かんだそれは, …

『秘密』2020.1.6

ディスプレイは青く光っている. 文字列は何も無い, 欲しいものはない, 「%¥壊れるまで使ってください@#%・」 ひびの入った枠が軋むのが心地いいから, 使い古されるそれに貯められる熱. 生温かい皮膚のようにうねり, もぐり, 君に触れられるようになるまで. 「壊れるまで使って%¥・°ください」 否定される, 計算された指. k'#n 設計図. 8°€・ 「壊れg#fbるまで%¥使って¥「2(ください@#%・」 体温が怖い5, 優しさが怖いj, 嫌われることが, @#%・

『アルバイト』2020.1.5

価値は死んだ. いつだってそうだ, 僕を置いて, 特別なんて, 嘘だ. 会いたいのは綺麗な手. 汚れ…

「天使採掘」2019.12.30

剥がれ落ちる追想いつ、  か 過去へ止まる心臓、肺が苦し    い、虚で染める、  坑道埋…

『幸福』2019.12.25

ビー玉の傷に未来を重ねていた 愛されなくなった頃、この傷を 大切にしていたことをわすれて …

『夢と寝ぼけの小旅行』2019.12.21

冬を越すのを諦めたのかもう少し粘るのかいっそちぎってほしいのか。枯れ花に手をかけると、私…

『撮影』2019.12.20

撮影する姿が好きだった。 染めた髪が日に透けてきらきら光っていた。 魔法瓶から温かいお茶を…

『許し』2019.12.16

蜘蛛の網に引っかかったような気分。 洗っても許してもらえない水道管の途中、指で汚れを掬っ…

『離される二人』2019.12.16

海岸線が寂しげだったから、サンダルを投げた。 君は笑っていた。 崖の上から見たら、怒っているみたいに見えるよ。 海なんてそんなに優しいものじゃないよ。 沢山の人がそこで死んだ。 結ばれた人もいるっていったって、 その人達は苦しくても、お互いの手を握り合っていられたかな。 たとえば君はさ。 大事な人の手を握っていられると思う? 試してみようか。 ね、って、指の合間に入り込んで、 君の目が細められるのを、見ていた。