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大泣きの理由

長女は4歳からバイオリンを習っています。
もうすぐ発表会。

最近練習の度に大泣きするので
「ねぇ、どんな気持ちで泣いてるの?ママ
に教えて〜」
と聞いてみました。

すると
「ちゃんと弾けないから…」
と言うので

「そっか〜。本当はどんな風に弾きたいの?」
と聞くと

「もっときれいな音出したい…」
と。

「そうなんだね、もっときれいな音を出したいのに、思うようにいかなくて悔しいよね。バイオリン難しいよね!!」
「○○ちゃんだけじゃなくて、皆そうなの。皆こうなりたいと思って、でも思うようにいかなくて、悔しいって思いながら練習してるの」
「そうやってずっと練習してたら、いつか弾けるようになるよ。○○ちゃんもずっと頑張ってきたよね。○○ちゃんが頑張ってるの、パパもママも先生も知ってるよ。だから大変だけど、練習していこうね」

これで良いのか分からないけど、私もピアノを習っていた身として長女のもどかしさはよく理解できるので、精一杯寄り添いました。
長女は落ち着いたようで、練習が終わった後はパパと妹と楽しく遊んでいました。


最初から長女にこのように寄り添えていたのではありません。
習い始めた当初は今と真逆で、長女ができないことに対して
「なんでできないの?」
と責めてガミガミ言っていたし、長女の先生から
「お母さん、追い詰めたら駄目ですよ」
と注意されたこともありました。
(一体誰のレッスンなんだ…) 

恥ずかしながら、心理学を学んでいても、寄り添う、責めない、ということが普段の生活に落とし込めるようになるまでに5年位かかっています。
今もまだ、自分や子供を責めてしまうこともあります。
そう、学んだ事が本当にできるようになるまでには時間がかかるんです。

それを自分の中で認められるようになってから、子供に対するガミガミが減り、長女の練習も広い心で見守れるようになりました。


私はフラクタル心理学マスターコース上級まで学びました。
上級まで学ぶと、自分が本気で「こうなりたい」と思考し続け、行動し続けたことは必ず叶うと理解できます。
ただ時間はかかります。大きい夢だと何年、何十年…。頭で理論は分かっていても、やっぱり不安になるし、怖いし、もう無理だと諦めたくなることも何度もあります。

「止めること=悪いこと」
ではありませんが、本当に自分が好きなことは簡単に手放さない方が良いと思っています。

まだ学びの途中ではありますが、学び&実践を繰り返し、私が夢を叶えていく姿を、子供達に見せていきたいです。


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