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満月の夜に、月光ソナタを弾く
満月が美しい夜ですね。
ベートーヴェンの月光ソナタ(Op.27-2)第一楽章(スポーツ好きなら宇野昌磨さんの曲です)、
満月のルツェルン湖に浮かぶ小舟をイメージして後年に名づけられたそうです。
スイスのルツェルンという街をご存知でしょうか。
ルツェルン音楽祭や、巨匠ウラディミール・アシュケナージ、旧くはリヒャルト・ワグナーなどが暮らした、湖に面したスイスアルプスを望む音楽の街です。
実はルツェルン、私が長年携わってきた国際スポーツビジネスにとっても馴染みの深い街でもあります。
2001年に経営破綻してしまったISLマーケティングという会社がこの街にありました。IOCやFIFAなどのマーケティングを開発した、国際スポーツビジネスの元祖とも言える企業です。
私が当時勤務していた電通はISLの創業時からの株主で、私はISL事業部という部署で、まるで通勤のように東京からルツェルンに通っていた時代があります。
時代は移り変わりましたが、
当時のISLの同僚の中には、その後もルツェルンに在住しながら200km以上離れたローザンヌに遠距離通勤し続けた人や、ロンドンに住居を移しながらもルツェルンの会社にテレワークする人などがいました。
ルツェルンという街を自己ブランドのアイデンティティにしてビジネスに成功した素敵な例ですね。
今やテレワークで、世界中どこにいても仕事ができる時代になりました。
都心に起業しながら、千葉の一宮町(東京2020サーフィン会場のある町)に暮らす。あるいは、夏は涼しい軽井沢、冬は温暖な大磯に暮らしながら、都心の企業にテレワークする。
↑のルツェルンの同僚たちの様に、そんな自己ブランドを築いてグローバルな活躍を目指すのもカッコいいかもしれませんね。
案外、都心で完結するより割安かもしれません。
今夜はベッドに入る前にピアノに向かって、月光ソナタを弾いてから眠りにつきたいと思います。 あっ、私の腕前では、もちろん第一楽章のみです・・。
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