【Day5】転職を三つに分けてみる
みなさま、こんばんは。転職してから初めての週末を迎えています。読めていなかった本や雑誌を流し読みしつつ、FP2級の勉強を進めているうちに1日があっという間に終わってしまいました。
①【余談】今日読んだ本
今日はこの3冊を読みました。本選びの参考になりましたら幸いです。
『転職2.0』
若干転職万能説の色が強すぎるようにも思えましたが、キャリア形成の指針になる一冊だとは思います。転職エージェントとしては転職すればいいってもんじゃないということはお伝えしたいところ。帯の煽り文句がよろしくない。内容はそこまで極端な主張ではないです。
『超速でわかる! 宇宙ビジネス』
親しみやすい絵が散りばめられていて読みやすいです。宇宙産業のこれまでと現在の状況、関係している主要アクター、そして近未来予想図がバランス良くまとまっているので、宇宙ビジネスにご興味ある方の一冊目としておすすめです。
『NFTの教科書』
NFTの各分野における専門家の方が簡潔に主要トピックスについてまとめて下さっているので、さらっとテーマごとに読み切れます。NFTの取り組みの全てがうまくいくとは思えないのですが、NFTを利用して生活基盤になるようなサービスは生まれるんだろうなという萌芽を感じることはできました。
②【本題】転職を三つに分けてみる
さて、本題に入ります。今日は、転職を三つに分類してみようという話になります。
転職は必ずしも転「職」ではなくて、転「社」になっている場合もあるな、とふと思いました。転職だからといって、必ずしも「職」が変わっているわけではない。例えば、プロ野球選手があるチームからあるチームへ移る時に、私たちは転職という言葉は使いません。おそらく移籍という言葉を主に使うはずです。決して転職ではないし、そこにネガティヴな意味合いは付与されません。
だけれど、ビジネスパーソンの世界では、転職というとネガティヴな先入観をまだまだ含みがちです。例えば転職を繰り返す人のことを「ジョブホッパー」と表現しますが、ネガティヴな意味合いで使うことが多いかと思います。しかし、転職の中には会社が変わるだけで職は同じである転「社」のパターンもありますよね。仮に会社を転々としていても職の面では一貫性があるのであれば、それをネガティヴに評価するべきではないのではないでしょうか。
転職回数が多いということに、日本人はまだまだ否定的で、ネガティヴな印象を持ちやすいんだなと今回の自分の経験を通じて実感しました。終身雇用制度が意識に及ぼしている影響はまだまだ根強いようです。同じ会社の中でゼネラリストとしていろんな仕事を経験するのも、結局は転「職」を繰り返しているのと同じじゃないか、それはジョブホッパーとは言わないのだろうかと思ってしまいます。
そこで、実験的に転職を以下のような三つに分けてみます。
1. 「社」が変わり、「職」も変わる
2. 「社」が変わり、「職」は変わらない
3. 「社」は同じで、「職」は変わる
これまでは、1,2だけが転職だと認識されてきたと思うのですが、3も含めて転職だと考えてみます。もし職(JOB)に一貫性を持たせることに価値を置くのであれば、3にもネガティヴなニュアンスを付与せねばならなくなる一方で、2はむしろ望ましいことという価値判断ができるようになります。
個人的には、どれが偉いとか、どれがよくないということは一切思っていません。一社で勤め上げることだって立派だし、職人的に一職で務めげることもかっこよい。ただ、ビジネスの世界においてももっと、場所は転々としつつも一職で務めげる人に市民権を与えてもいいのではないかと思います。まだまだ終身雇用制度に無意識的に囚われすぎている人が多すぎるのではないでしょうか。
上記のどの転職パターンだとしても、結局最後はどれだけ仕事と向き合えたのか、どれだけ実績を残せたのか、どれだけ自分の仕事に納得できて誇りをもてたのか。これら次第でしかないと思います。転職回数だけでその人への価値判断を行うような愚行をしてはならないと、自分自身のことも改めて戒めます。
本日の記事は以上になります。最後まで読んでくださりありがとうございました。いいね!やフォローをしていただけましたら嬉しいです。
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